くらすちぇんじ
「あの人たちすごく綺麗ねぇーなんかの撮影かしら」
「あのハーフの子やばくね。可愛いすぎんだろ!」
「俺はあの猫耳つけてる子がタイプだな〜」
「俺はあの杖っぽいの持ってる子かなー」
「あれはどう見ても小学生だろ!笑」
「にしてもあの男なんなんだ?あんなに沢山の可愛い女の子つれて。あんなののどこがいいんだよ」
お兄さんたちーさっきから全部聞こえてますよー、
やばいな、周りからの姿勢が…てか俺の妹は中学生だ!
まあ、こんな可愛い女の子がいればこの反応も当然なのだが、よりにもよってみんなの服がお願いキララちゃん一色だと目立ってしょうがない…
「ところでエレナたんはなんでそんな恥ずかしいそうなんだ?」
「私は別に恥ずかしくなんてないわ!ただ周りの目が気になるだけで…」
お前は恥ずかしいならその服着るなヨ
「それにしてもみんな俺に近すぎやしないか?」
「うちに限ってそんな恥ずかしいとかないじゃん!」
ってお前も恥ずかしいのかぁ!!!
「てか柚希、お前はよかったのか?本当はそのロッドは誕生日に買うって約束だったのに…」
まっ、でも柚希は喜んでるみたいだし、柚希の誕生日は明日だし、プレゼントは前日でもいいっか。
「柚希、そのロッドってどんなものなんだ?」
「直樹はそんなことも知らないのかしら。その妹ロッドっていうものは誰で自分の妹にしてしまうという優れものなのよ」
めっちゃ物騒なものじゃないかよ!でももしそれが本当だったら俺には天国だぁー。
「も〜柚希の特別だよ?おにちゃんも使ってみる?このボタンを押すとキラキラ光るからね!」
「じゃあ、お言葉に甘えて…」
俺がこんな女の子向けアニメのおもちゃに触る日がこようとは…ってあれ?こんな光るものなのか?目の前が真っ白になって…
「汝、我が制約に答えよ」
「にいに!だーいっすき。もう離さないんだからっ!」
「おい、柚希、いい加減にしろ…って深瀬さん?」
「お兄様。私はおんぶしてほしいわ」
「って、勝手に乗っかるなって!あれ?エレナまで?しかも今兄様って言ったか?」
「柚希、お前はなんともないか?」
「おにいちゃんこそどうしたの、いつものでしょ〜
うぅー、柚希の相手もしてよー」
あれ、こいつら一体どうしちゃたんだぁーーーーー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます