やっぱりツインテール

「どこまでも澄み切った空。あの灼熱の太陽。そして俺!」


「おにいちゃんやっぱり好き」


「へへー」


「まーたこのロリコンったら朝から妹とデレデレきもちわるいったらありゃしない。」


「どーちーらーさーま」


「っっっ!ちょっと!」


こいつは俺の隣の家に住んでる千佳だ。ちまたではちっちゃいからかわいいだの、萌えだの言われてるが俺はそんなこと思わない。


「てかー、お前なんで俺たちのこと待ち伏せしてるわけー?」


「ちょっ、ちょうど通りかかったのよね。あらっ。偶然ね。ふふっ笑」


ふふっじゃねーよこいつー。家の中から電信柱によりかって待ってんのみえてたわ。


「へー、それでそのツインテール自慢しにきたの。かーわーいーやーつーだーなーー」


別にそんなこと思ってないけどこいつ言わないと怒るし

しょうがないしょうがない。別におれだってかわいいなんておもってないんだし。


「ふん笑、はっはっはっはっはっ!!あら、直樹あなたこの私を口説いてるのかしら?」


「この人だぁーれー?」


おい。柚希それはあかん。


「柚希ちゃんまでそんなことを…もうしらないんだから」


走り去っていく千佳。あいつはいったいなんなんだ。

まあツインテールがかわいいなんてないし。

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