ルーガルーは殺せない

ストーリーがただただ絶望的で、読んでいて言葉を失う。描写力が素晴らしく、以前の世界の美しさや、灰の世界の退廃した様子が眼に浮かぶ。祝福された世界と罪を負わされた世界の対比も分かりやすい。
何より言葉のセンスが飛び抜けてるお陰で読んでいて退屈にならない点が最高。