流麗で美しい文章。才能のほとばしり。

流麗で美しい文章。才能のほとばしり。現代ミステリーの書き手にもこういった感性の持ち主が存在するのだと、胸を押さえた。
5年間、この一作に捧げてきたと、作者は言う。
10年間、何もできなかった自分も、共感させられてしまった。
『花弔封月《かちょうふうげつ》』冬
『月運花馮《げつうんかふう》』春
『花弔封影《かちょうふうえい》』夏
『風花紲月《ふうかせつげつ》』秋
『花纏月千《かてんげっち》』冬
言葉とエネルギーの集合体、「才能のきらめき」が光点をつくり、
ぼうだの如く過ぎ去っていく快感を、どうかご体感ください。

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