こんなに追うはめになるなんて思ってなかったんです

普段小説を読みたいと言いながら読む気力があまりないとか言って結局あんまり読んでない。みたいなことをしている私ですが、この作品はすらすら読めました。

色んな意味でドキドキする展開に気付けば夢中になって、最新話まで読み進めてしまい、更新を楽しみに生きてます。
一人称視点が好きなので、マグ君視点で書いていらっしゃるのもあるかもしれません。マグ君がどこを見ていて何を考えていてだとかがよく分かって、どんどんマグ君に興味を持って読んだのもあります。
「飛び出せ青春」で俺が殺されるだけだという理由で一歩を踏み出したマグ君がとても好きです。

でも一番好きなキャラは高千穂曹長です。高千穂曹長にはあおぞら気分の『丙』での「覚悟があった」の一文だけで泣かされ、さよなら東京の『戊』でまた泣かされました。
彼女にだけ泣かされてしまい、もうこれは普段好きになるタイプの子ではないし、普段言っている「好き」とは別物だけれども「もうここまで泣かされるとは思ってなくて、もはや好きと認めるしかないのでは…」と思いました。

あまり感想を書く人間でないので語彙力を頑張ってあげておおくりしました。
以下が語彙力がない場合のものになります。

エア・ウォーカー、めっちゃくっちゃ好きです。すごくドキドキします。浦賀さんが死んでしまった時は本当に一瞬の事でえ?本当に死んでしまったの?え?そんな?救いがあったりしない?……しない?え???ってなってました。マグ君以上に頭が追い付かないで、しばらく嘘だろ…と放心してました。嘘だろ…嘘だと言ってくれよ…と思ったら続々と人が死んでいくので震えていました。現在進行形で震えています。こんなのってないよ!でも面白くって、普段人が死ぬ小説読めなくて死んだら叫びながら倒れそのまま見ない…みたいなことがよくあるんですかどうしてもどうしてもマグ君があの後どうするのかが気になって、次の話を読んでしまってもうそれから高千穂さんにずぶずぶ泣かされてしまい、マグ君の物語を読みたいと思ってしまい、今も読んでいます。あの男の子はどうするんだろう。マグ君はすごくかっこよかった。高千穂さんはとてもすごくめちゃくちゃかっこよかった。

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エア・ウォーカー

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