私が恋をしなければ彼女が殺される。

夢の夢

第1話

「おはよぉ~杏!」


「おはよー果夏」


何時の朝がやって来た。


何時もだから良いんだ。


こうやって、私たちが通う私立七水高校に行けるし、私達のクラス、1-Aがあるし、普通に授業も受けれる。


 そして、隣に肩までの油っ気の全く無い黒髪で結っている密編み、まるで誰にも踏まれていない地面に積もった雪の色のような肌、少しタレ目の黒目、高校一年生にしては少し小さい身長の杏がいる。


 杏の笑顔が見れれば良い。


 二度とあんな事にはなりたくない-…

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