駆け抜ける!振り抜く!ラストの爽快感がたまらなく好きです。
これはどう展開するんだ……?って思いながら読み進めた瞬間に現われた怒涛の展開。風船が爆ぜるように、水滴が割れるように、あるいは爆弾のスイッチが入ったような展開に小説を読んでいる自分の頭も爆ぜて飛んで…続きを読む
内圧と外圧に支えられた境界が溶けてなくなるのか、それとも弾けて割れるのか、そんな感じの展開を予想して読んでたんですけどね?ぶっちゃけビッグバンでしたね。
女性パートの終盤の疾走感がハンパないそして男性パートの閉塞感は、もしかして作者さまご自身の気持ちが反映されている?
周りのイメージに合わせることを処世術としていた「りつこ」が高校デビュー。自分のことを他人のことのように淡々と語っている文章は繊細で私の頭の中で描写が再構築されていきます。今後の展開が楽しみです。
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