本当に傾国の美少女(男子)だった……!

そんなに小さな国なのに、こんな血で血を洗う相続問題をやっている場合なのか、と言いたくなるほどの描写がありますが(こんなにバンバン、あっちもこっちも全滅モードとは予想しませんでした)、うたい文句通りの強靱なヒロインと傾国の美少女(男子)のロマンスです。最後までぶれることがないのでそこは安心して読めます。忌むべき物とされたアルビノ姿の王妃が国民の目にどううつったのかは謎ですが、ハッピーエンド(ほろ苦いですけれども)で何より……

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