主人公達の葛藤が、読み手の胸に突き刺さる

亀山さんは夢を追い求める、リオンは昔の夢と対峙する、じゃあ自分の夢は?

すっきりとシンプルな主題を前にして、思い悩む主人公達に、あれ、自分はどうだっけと、気づけば自然と引き込まれています。その心理描写が、絶妙。

そのため最後の熱い展開を読み終わったあと、自然と、自分もやったろ!と、心地の良い読後感を味わえます。

とても面白かった。
自分もやったろ!!!