面白い以上に「凄い」作品。作者も読者も絶対に見るべき。

3話目以降で紹介された作品を読めば、この作品の本当の凄さを感じる事が出来るでしょう。


紹介前のショートストーリーは紹介作品に近い世界観を舞台にしたコメディタッチの仕上がりで、これが読み物として充分すぎるクオリティーの高さです。

ですが、それだけじゃなかった。
凄い。
本当に驚いた。

紹介作品を読んだ人間にしか解らない仕掛けが、いくつも隠れていました。
それに気づいてショートストーリーを読み返すと、なんだかニヤニヤしてしまうのです。
こんな細かい仕掛けを入れ込んで、いったい何人の人がそれに気付くのだろう。
もしかしたら紹介作品の作者さんだけが気付くような仕掛けがあるのかもしれない。俺の気付かなかった仕掛けがまだあるのかもしれない。

こうなってくると俄然、紹介作品を読む気が湧いてくる。
欲を言えば、2話目で紹介された2作品にもショートストーリーを追加してもらいたくなる。

今週末は読書がすすみそうです。

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