第4話 再考

しばらくしたある時、また別の問題で答えがあわないことに気づきました。そこで再度、司書様に相談することにしました。

「司書様、相談があるのですが。」

「なんだね」

「どうしても答えの合わない箇所があるのですが。」

「またかね。君は、以前もそういうことを言っていたな。なにか教団に恨みでもあるのかね?」

「とんでもございません。ただ、どうしても答えが合わないので。」

「わかった。検討はしよう。しかし、こういうことがこれ以上続くと、キミの処遇も考えねばならなくなる。しっかり検討したまえ。」

「わかりました。申し訳ありません。」

「よろしい。では下がり給え。」

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