人生観を彩る島

主人公である少年が、沖永良部島を通じて、人生観の変化が見て取れる小説です。

モノクロームの世界で生きてきた少年が、島の美しさだけでなく、そこで感じ取った人間のあたたかさを通じて人生観が彩られていきます。

「眼鏡を外す」という比喩に乗せて、少年の受動→能動への変化を表現しているのが絶妙で印象的です。

私も、こんな人生の転機になるような旅、またしてみたいです!

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