第2話

彦星「そ、そんなことが・・あの黒い影が・・・!」


レイナ「そう、この『想区』での歪んだ強い願い、それが『混沌の巫女』によってカオステラーになってしまったの」


タオ「あのヤロウ、懲りねえな!」


シェイン「とにかく天の神さんとかいう方を『調律』して、まともに戻ってもらえば、あなた達も元通り逢えます。一年に一度ですが。」


エクス「そうだね、永遠に逢えない夫婦なんて悲し過ぎるよ」


彦星「そ、そなた達・・しかし、天の神は、その偉大な力を持っておる、、危険過ぎる・・・」


タオ「なぁに、そんなのタオファミリーにとっちゃあ、日常だぜ!なぁ、お嬢?」


レイナ「ええ、そうね。ただ、今までと違うのは『神のカオステラー』ということね、油断は出来ないわ」


エクス「神様にも、強い望みがあれば、つけ入る隙が出来ちゃうんだね・・」


シェイン「新入りさん、意思あるところに欲望あり、です」


レイナ「とにかく彦星さんの為にも、天の神のところへ急ぎましょう!」



「どうやって?」


一同「ファム!!」


レイナ「もう!遅いじゃない!」


ファム「ごめんごめん、前の想区でちょっと気になることがあってさ~、でも、ちゃんと後で合流するって言ったでしょ?」


ファム「それより本題。どうやってあの天の川を越えるの~?ってゆうこと」


エクス「そうだ、天の神が橋を架けなければ、天の国には・・」


タオ「川くらい泳いで渡ればいいじゃねえか」


シェイン「タオ兄、普通の川の感覚ですね」


彦星「そうだ、天の川は輝く星々の力を宿した、とてつもなく強力な力の流れ、とてもではないが人間が渡れるものではない・・」


レイナ「でも、そこを渡る以外に道は無いわ、どうにかして天の国へ行かないと・・・」


ファム「だよねー!だ・か・ら、そんな皆の為に天の川越えの手がかりも見つけて来たよ~♪」


レイナ「、、、それを先に言いなさいよ!」


エクス「(相変わらずファムはレイナとじゃれ合うのが好きみたいだ)」


ファム「とにかく、天の川のほとりにレッツゴ~♪」


ヴィラン「クルルゥ・・!!」


タオ「お前らだって泳げねえだろっ!!」



エクス「ジョン、お宝を奪おう!」


レイナ「シンデレラ、皆を守って!」


タオ「ハインリヒ、やっちまおうぜ!」


シェイン「アリス、弓の腕の見せ所です」


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