第14話 『準備』

 まずはじめにお詫び


 当分更新せず申し訳ございませんでした。


 更新しようと一万文字位うったときに文字が消えてショックから立ち直れず……


 これからはそんなことはないように気をつけますのでこれからもご贔屓ください。


 こんかいは気分転換も兼ねて日本編です。


 それでは、どうぞ。





 。。・・。。・・。。・・。。・・。。・・。。・・。。・・。。・・。。





 日本国とある会議室





 「で、レアメタルの方は?」

 「二年分確保するまで出来た、これ以上は隠しきれない」

 「ありがとう、作物の種子の確保と研究は?」

 「作物の栽培に関する研究は8割方進んでる、種子は確認できる植物は全て確保し

  た、勿論菌糸と胞子もな」


 ……なんて秘密結社みたいな会話をしているのは現内閣総理大臣大山 幸大こうだいとその他多くの大臣達である。


 「人口衛星の準備は?」

 「いつでも打ち上げられるように20機まで用意できております。また国家予算の

  1%を投じて研究もしております」

 「1%は多すぎんか?」

 「地形から調べるのですよ? それに一国に一つは静止衛星を配備したいもので

  す。『未知なる世界』においては政策の失敗は許されない」

 「民営企業の海外離れ計画は?」

 「大企業は進んでいるがそれ以外までは手がまわらない」

 「まぁ大丈夫だろう、開拓団を作れば失業者も減る」

 「にしても日本が地球とお別れになるとはなぁ……」


 一人の大臣が言ったこの発言、違和感しかないがここで食いかかる者はいない。


 「では後世の地球で悪いように言われない最後のひと仕事でもしますか」


 内閣総理大臣、それは国民に選ばれ国民の命を背負う存在。例え大きな難題でも限りなく正解を導き出す以外の選択肢はないのだ。

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