ハイファンタジー世界を作る『自警団編』

 ハイファンタジー世界の自警団を考えます。あくまでも自分流なので、実際の自警団の定義とは異なる点があります。

 今までの文章は https://kakuyomu.jp/works/1177354054881740016 からご確認ください。


 自警団という組織は、街の平和を守ったり、事件の調査します。現代の警察にあたります。

 主要な街に本部(駐在所)を構えて、組織されます。規模は街によって異なります。

 小さな街や村は、自警団がない場合もあります。自警団がない地で事件があった場合、近くの自警団から派遣されます。

 本部がなくても、自警団員がその街に住んで安全のためにつとめている場合もあります。


 騎士団は国のために動きますが、自警団は街や領地のために動きます。より地域に密着した存在です。

 ギルドがある場合、民に密着した組織になるかもしれません。自警団は相手にされない依頼をギルドに任せるような構図になるかもしれません。


 活動資金はその街の領主などが出しています。平和を保つことで民の流出を防ぐ目的です。


 事件以外にも、民からの依頼を受諾して、その報酬も自警団の活動、維持にあてられます。


 戦闘能力は問われません。戦闘能力が低い人は、危険のが少ない事件にわりあてられます。

 戦闘能力がある人が苦手な人を指導して、全体の戦闘力向上をしている場合もあります。




 ここからは世界観によって変わりそうな設定です。


 担当する事件、依頼によって部署があります。討伐、捜索などです。

 人員不足などの場合によっては、別の部署が担当する事件に参加することもあります。

 各部に1人の部長、数人の副部長がいます。数人の副部長はその身分を隠してヒラのふりをしているウワサもあります。次期副部長候補を見つけるための覆面調査だと言われています。

 各自警団のトップは大団長と呼ばれています。


 制服はありません。身分証明のための腕章やバッジはあるほうがいいかもしれません。

 前述の部長、副部長などがいる場合は、ヒラの人とは異なるデザインです。


 長距離の移動には、馬を利用することもあります。

 飛竜や天馬などが存在して扱えるなら、それらで移動する場合もあります。


 孤児院を兼ねている場所もあります。

 体力、戦闘力、調査力など、自警団員として必要な能力の教育をして、自警団員不足の回避、優れた自警団員の育成を目指しています。


 自警団の志願者は、まずは必要な能力をそなえているかの試験があります。合格したら、研究生(見習い)として自警団員になります。

 自警団員としての経験を積んで正式試験に合格したら、正式な団員になれます。

 研究生時代は、民からの細々とした依頼を回されることが多いです。

 正式団員になるのに必要なのは能力だけで、年齢や性別の制限はありません。

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