→「世界征服だ!」【ほのぼのEND】

「え、世界征服して世界中の女の子にセーラー服着せるんでしょ? セーラー服大好きだもんね」

妹弟子が言った。

「そうなんだ、今更ながら弟子の意外な性癖を知ってしまったわ」

クスクスとお姉さんが笑いながら言う。

「はっ!? ちっげーし!」

慌てて弟弟子は否定するが、完全に皆悪ノリしている。

「そっか、ごめんね。私の学校の制服がブレザーであるばっかりに……」

私も乗っかって弟弟子に言えば、

「違うって言ってるだろ! うわああああああああああん!!!!」

と、泣きながら部屋を飛び出して行ってしまった。

少しからかい過ぎてしまったが、まあ明日にはまた顔を出すだろう。

彼は弟子の中でも最年少で、今年十歳になったばかりなのだが、そのせいもあって皆つい彼をかまい倒してしまう。

ちなみに案の定、翌日には何事も無かったかのように現れた。

今日も村は平和である。


 ● おしまい ●



 総投票数は 18票

 「触手の力で世界制服を導入する。制服こそ至高」5票

 「触手を世界制服として着用を義務付ける」11票

 「世界征服だ!」2票

 でした。


本編は「触手を世界制服として着用を義務付ける」ルートで進みます。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881675824/episodes/1177354054881748257

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