ぱられる・グリムノーツ。(あとがき、みたいな……)

 僕はエクス。カオステラー。ってあおりについて。


タオ「あやしい。あやしすぎる……」

レイナ「あらタオ、アリスのうさぎ? その丸メガネ」

タオ「お嬢、静かにしてくんねえか」

シェイン「今おにいは考え事をしているのですよ、姉御」

レイナ「メガネが似合うわねって、せっかく褒めてあげようと思ったのに……」

シェイン「姉御、それもうざいから」

レイナ「気色悪い! キモい!! そしてうざい!!!」

エクス「あ……レイナさん、見事にキレてるね」

レイナ「なによ、うれしそうに。エクス~~!(机ダンダン)」

エクス「いえ、なんだか珍しいなって」

シェイン「シェインの知る限り、ことほど左様にむつかしい問題も、他にあるかと思えどないのです」

タオ「つまり、いつも通りってことよ」

エクス「ところでタオさんはどうして、本編ではしないことをしてるんです?」

タオ「んあ?」

エクス「僕がカオステラーとして出現しても、驚かなかったじゃないですか?」

タオ「おう、わんこエクス。ご主人様をいじめんなよ。それはだなあ……」

シェイン「設定資料、および動画サイトでカオステラーと戦う場面を観た、作者が」

れなれな『タオってきっと、戦いになったら一直線だよなあ。一片も動じることなんてなさそう。自称リーダーだし』

(と、勝手に思いました)

シェイン「――というわけで」

タオ「自称、ってこたねえだろう? タオ・ファミリーの頭は俺に決まってる」

レイナ「でも、カオステラーを調律する旅なんだから私がメインキャストでしょ?」

タオ「本編で活躍してから言えよな!」

シェイン「シェインの見る限り、最初の勢いもどこへやら」

タオ「おう、食べてるとき以外、へばってたのを忘れたか?」

レイナ「そ――それは作者が……」

れなれな『レイナって特殊能力あるし、きっと甘いもの好きだよね。背景的に言ってはちみつかメイプルシロップ、いや砂糖菓子みたいな』

(あくまでイメージです)

レイナ「――というわけなのよ」

エクス「レイナさん、それならそれで、イメージがぶれなくていいじゃないですか。僕なんて……」

シェイン「そうです! 設定資料では、新入りさんは素直で巻き込まれてばっかりかと思うのに!! 出会い頭で水ぶっかけましたよ!!!」

エクス「シェインさんは、ずっとエキサイトしてましたよね……」

シェイン「おにいは天然としても、姉御がボケっぱなしでまたやりきれないんです。実情を言えば、ツッコミはシェイン一人!」

エクス「僕もいるんだけど……」

シェイン「新入りさんのは甘いんです。放っておくと延々、世間話してる」

エクス「それは――言いすぎじゃないかと」

シェイン「いいですかあ? シェインなんて、最初セリフの一つひとつ、ぜーんぶツッコミオンリーです!」

エクス「口調も僕と被ってたよね」

れなれな『それはさあ。シェインは角のない鬼娘だから、異国人としてしゃべってもらおうとしたんだよ。一種のしばりだよ』

(実際、最初はぶっきらぼうだったし、自分のことあたしって言ってた)

レイナ・シェイン「「新入りさんエクス は?」」

エクス「僕は……」

れなれな『一番対処に困るキャラだった。やることはやるけれど、実は純真無垢なお子ちゃまなんじゃないかと』

(だっていろいろなことが未知数すぎて)

タオ(手に持ったガイドブックをぽむん)「一番の被害者は主人公エクス……か」

レイナ「みたいねー」

シェイン「じとー」

れなれな『え? とと、それはッ! ツッコミ不可!!』

エクス「僕もツッコミ切れませんね……正直(苦笑い)」

タオ「締めは俺まかせかよ! 全員撤収ー!! ハイおつかれー!!!」

レイナ「タオ、それなに?」

タオ「おう、作者に持たせるスマホはどんなんがいいかと、ちょっと思ってな」 

   (タオ、ガイドブックひらひら)

   三名、ヴィランと対峙。戦闘へ移行。

 

れなれな『ここまで(?)お読みくださってありがとうございます。そして、少しでもいいなと思っていただけたなら――膨大な幸せに存じます』





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グリムノーツ! エクスの勇気とシンデレラの馬車 水木レナ @rena-rena

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