第16話 僕の美蘭

 美蘭みらんが帰ってきた。

 どうしていつもこう唐突なんだろう。僕は寝そべっていたバスタブから身を起こし、耳を澄まして様子を伺う。何やら大きな荷物を幾つか放り出す音が響いて、それから束の間の静けさがあって、いきなり洗面所のドアが開く。まずい。半殺しで追い出される。美蘭は自分が入りたい時にバスルームを占拠されると怒り狂うのだ。しかしもちろん逃げ場はなく、僕は立ち込める湯気の中に固まって、耳慣れた足音が近づくのを聞いていた。


 ドアが開いた、と思った瞬間、僕はソファの上に寝転がっていた。

 あたりは暗く、足元にいたサンドが長く鳴いて床に跳び下りる。少しずつ現実が僕の周りに戻り、不意の来客が帰ってから昼寝していた事を思い出す。しかしお風呂の夢だなんて縁起でもない。まさかと思ったけれど、幸い子供の頃みたいな不運には見舞われていなかった。

 目が覚めた理由は電話だった。ジーンズのポケットに入れていたスマホを取り出して確かめると、江藤えとうさんからだ。連絡はたいがいメールなのにどうしたんだろう。かけ直してみると彼はすぐに出た。

「寝てたの?」

「まあ、そんなとこです」

 彼は僕の生態を把握しているから、どんな時間帯に寝ていても全く驚かないし、起こして申し訳ないという言葉もない。

「ねえ、今日これから夕食どう?」

「夕食、ですか」

 一体何時だろうとスマホの画面を確かめると、五時過ぎだ。断る理由もないけど、どうして誘うんだろうと考えていると、彼は「今日はうちの奥さん留守なんだ。一人で食事も味気ないなと思って」と続けた。


 家に招かれて手ぶらで行く奴は敵を増やす覚悟をしろ、というのが美蘭の持論で、平穏な生活を続けたい僕は、美蘭がよく行く店で四角い白かびチーズを買った。江藤さんはワイン好きだから、チーズも食べるだろうという考えで、当たってるかどうかは知らない。

 半時間ほど車を走らせて近くのコインパーキングに停め、緩い坂になった細い道を抜けて江藤さんの家を目指す。猫探偵の仕事で一度行ったきりだけど、ややこしい場所じゃないから迷いもしない。少し歩けば広い通りに出るのに、この辺りは静かで、犬を散歩させる人とたまにすれ違うぐらいだ。

 インターホンを押すとすぐに返事があって、玄関の明かりが灯る。ドアを開けて迎えてくれた江藤さんはTシャツにジーンズという格好で、オンの時のスーツ姿より若く見える。

「急に呼び出してすまなかったね」

「僕はだいたい暇にしてる」

「それを聞いて安心した。特に好き嫌いがないと記憶してるから、食事は僕の好みで用意したよ」

 中に通されると、テーブルには白菜に春菊に椎茸と、すっかり鍋の準備が整っている。江藤さんは卓上コンロに火をつけながら「まあ特別なものって何もないけどね。強いて言えば鳥のつくねが、長年の研究成果かな」と言った。

「研究成果って?」

「まず鳥のひき肉。今日はもも肉だ。それから刻んだ葱とおなじく刻んだ柚子の塩漬け、すりごまをたっぷり入れて、おろした蓮根と生姜も忘れずに。そして十分に混ぜて馴染ませること。これが一人暮らし時代に完成させたレシピだ」

「確かにおいしそうかな」

「だろ?僕は寒くなるとむしょうにこいつが食べたくなる。しかし問題は、うちの奥さんが鍋嫌いって事だ」

「鍋?鍋料理全般っていう意味?」

「そう。結婚してから判ったんだけどさ、彼女は鍋料理を衛生的だと思っていない。要するに、人が直接口をつけた箸でかき回した料理は気持ち悪いと」

「でも、熱湯消毒みたいになって、大丈夫じゃないかな」

「理屈ではね。でも感覚として気持ち悪いそうだ。ただ、奥さんの名誉のために付け加えておくと、食べようと思えば食べられるし、会食の席では絶対に嫌そうな態度はとらない。しかし本心では耐えがたく感じている」

「相手が江藤さんでも?」

「まあそういう事。夫婦でもそれは別問題らしい。だから僕は彼女がいないと鍋をつくる。寒い季節はね。でも一人じゃ味気ないから、誰か誘ったりする」

 そう言いながら、江藤さんはアボカドと豆のサラダを冷蔵庫から出してきた。

「煮えるまで、これでも食べてて。飲み物はルイボスティーと烏龍茶の二択だけど、どうする?」

「じゃあ烏龍茶を」と答えて、サラダをしばらく食べたところでようやく、僕は自分がチーズを買ってきたことを思い出した。鍋とは全然合わないけど、江藤さんは喜んでくれた。

「君って年の割に、ちゃんと気遣いができるね。やっぱり博倫館の教育はあなどれないな」

「さあ。僕は小学校で習ったことはほとんど忘れたけど」

 確かに、ずっと母親のところにいた場合を考えれば、あの学校で延べ九年の寮生活を送ったことは色々と役立ってるに違いない。ドアは開けっ放しにするな、人の通り道を遮るな、スプーンをくわえたままうろつくな、等々。

「意識してなくても、身についてるのが教育の成果だ。さあ、そろそろ煮えてきた」

 それからしばらく、僕らは鍋を食べながら、とりとめもない話をした。 江藤さんが出張で行った福岡のイベントだとか、事務所で一番売れてる大城くんの写真集ロケだとか、事務所の下の階で起きた暴力沙汰だとか。 本当のところ江藤さんは誰が相手でもよくて、ただ自分の考えを整理するためにしゃべってるみたいだったので、僕は時々相槌をうつ以外は、食べることに集中できた。なのに江藤さんは「君って聞き上手だよね」と、勘違いした事を言うのだった。

 たしかに鳥のつくねは絶品で、最後には雑炊まで作って、鍋はきれいになくなってしまった。江藤さんは「残り物が出ないって気分いいよ」と、手際よくテーブルを片付け、部屋のドアを開ける。食事の間は閉めだされていた飼い猫マカロンが二階から降りてきて、僕を見ると大あくびをしてから近づいてきた。

 前に会った時は家出の後だったから痩せて薄汚れていたけれど、今日はベージュに茶色い縞模様の毛並みが光ってる。こいつは美蘭に咥えてぶら下げられたけれど、僕のことは警戒してないらしく、平気で膝の上に乗ってくる。

「マカロン、亜蘭あらんの事憶えてるかい?」と声をかけて、江藤さんはコーヒーを出してくれた。マカロンは返事の代わりにニャアと鳴く。

「チョコレートケーキ食べる?奥さんの友達が焼いた奴だけど」

「奥さんいないのに、食べていいの?」

 少なくとも、美蘭の友達が焼いたケーキを黙って食べた場合、ばれた瞬間に飛び蹴りとか食らって、罵倒と説教の豪華二点セットがついてくる。

「心配無用。うちの奥さん、手作りの料理やお菓子は食べられないんだ。まあ、鍋と似た理由かな。プロじゃない他人が作ったものは、なんだか気持ち悪いんだってさ。もちろん心遣いはありがたいから、受け取りはするんだ。とはいえ、このケーキはそこらの手作りとわけが違う。入学予約半年待ちっていう、一流ホテルの料理教室で焼いたんだから。素材もスイスチョコをどっさり使ってるらしいよ」

 分厚く切られたチョコレートケーキを盛った皿は、見た目よりもずっしりと重かった。さっそく一切れ食べてみると、半分以上がチョコレートでできているという感じ。しかもカカオの苦みが濃くて、大人向けの甘さだ。

「これと同じレシピで焼いたのをショップで売ってるんだけど、冗談かってほど高いよ」

 自分も分厚く切ったのを食べながら、江藤さんは呆れたように笑った。

「すごくおいしいね。これが気持ち悪くて食べられないなら、奥さんはかなり損してると思うな」

「まあね。でも本人は、食べたければお金を払ってショップのを買うからいいんだ。そういう感覚の違いってのはもう、どうしようもないからね」

 まるで自分に言い聞かせるみたいに、江藤さんはそう言って立ち上がると、タブレットを手にして戻ってきた。

「ねえ、ちょっと面白いもの見せてあげるよ。うちの奥さんが教えてくれたんだ」

 そして僕に向けておかれたタブレットの画面には「猫少女ニャーニャ 縄跳び」の動画が再生されていた。莉夢りむが扮するニャーニャと一緒に、サビ猫ウツボがせっせと縄跳びをしている。いつの間にか再生回数が桁違いに増えていて、コメントも山のようについているけれど、誰が拡散させたんだろう。

「この他にもカードを使って足し算引き算とか、撃たれて死んだふりとか、色々あるんだよ。しかも、芸をする猫は一匹じゃなくて、二匹もいるんだ」

「へーえ、すごいね」と、僕はできるかぎりの気持ちをこめて、自分の芸に感心してみせた。

「しかし不思議な事に、うちの奥さんが、二匹の猫は駒野こまのさんちの飼い猫だって言うんだよ」

「え?駒野さんの?まさか」

「ほら、こっちの」と江藤さんは「猫少女ニャーニャ サッカー」を再生する。

「これはサンドって猫らしい。迷子になって君に見つけてもらった子だ。そしてさっきの縄跳びしてたのはウツボ」

「でも、こんな猫あちこちにいっぱいいるけど」

「僕もそう言ったんだけど、奥さんに言わせると、ウツボは間違いないって。ほら、この背中のところ。尻尾に向かってダイヤとハートとスペードがつながったような黒い模様があるだろ?」と、江藤さんは画面を一時停止させた。

「これがウツボの特徴らしいよ。駒野さんも最初はトランプって呼んでたけど、ご主人がウツボって呼ぶからそっちになったって」

「本当に?」と、僕は画面を覗き込んで固まっていた。これはよくない事のような気がする。とりあえず何か言って話題を変えようと思ったその時、江藤さんが後ろから僕の肩越しに腕を回してきた。

「更に不思議な事に、今は駒野さんちに猫は一匹もいない。スズメバチが屋根裏に巣を作ってたらしくて、業者に処理してもらうまで、人間も猫も避難してるんだってさ。そしてサンドとウツボは、夜久野やくの美蘭さんが預かってくれたらしい」

「そうなんだ」と言って、僕は少しだけ気を緩めた。

「じゃあもしかしたら、美蘭が何か知ってるかも」

「そう思ってきいてみたら、彼女はいま家出してるらしい。猫は弟の夜久野亜蘭さんが世話してると教えてくれた。さて、それは本当なのかな?」

 江藤さんはまるで面白がってるようにゆっくりと言葉を続け、腕に力を加えてくる。僕がどうかしてるのは、こういう事をされると相手が男でも何だか変な気分になってくるところだ。チョコレートの甘い香りがする「亜蘭?」という呼びかけが、僕のいちばん得意な、もうどうでもいいか、という考えを揺り起こす。

「我ながら不思議なんだけど、美蘭が振り向いてくれないなら、代わりに君のこと、どうにかしようかとさえ思うね」

 その一言で、僕は少しだけ冷静になった。

「江藤さん、美蘭のこと、本気で好きなの?」

「そうだよ」

「じゃあどうしてあの日、美蘭のこと帰らせたの?あの、彼女が青龍軒にいるって僕が教えた日」

「知りたい?」と返事があって、ようやく江藤さんは腕を緩めて身体を離した。そして僕の隣に腰掛けると、「あの日、彼女は君が教えてくれた通りの場所にいたよ。風香ふうかって友達と一緒にね。幼馴染だって男の子も店で働いてた」と言った。

「僕もそこでラーメンを食べたよ。なかなかの味だね。で、店も混んできたから、僕は美蘭と友達を車で送った。寄り道を提案したけど、友達は早く帰りたがったので、先に彼女を送って、それから美蘭は助手席に移ってくれた。

 もちろん僕は美蘭をそのまま君の待つ家に送り返すつもりはなかった。ラーメンの後だから、何かすっきりしたものが欲しいねと誘って、フルーツパーラーに寄った。僕はブラッディオレンジのジュースを飲んで、美蘭はレモンのジェラートだ。

 その後、もう少しドライブしようと提案して、横浜に向かうことにした。中学まで神奈川にいた美蘭に敬意を表して、ってとこかな。でも、本当に二人きりになると、彼女は無口になってしまった。話しかければ答えはするけど、会話が続かない。予想はしてたんだけどね。

 彼女がいつも人に見せている顔は、意識して作ってるものだ。でもその更に向こう側に本当の彼女がいるわけで、僕はそれを確かめたい。しかし、かなり長いこと一方通行に近い会話を続けてから、もうこれ以上、言葉だけじゃ無理だと判断して、僕は海の近くに車を停めた。

 目の前には夜景が広がっていて、女の子を落とすには絶好の設定。僕は別に内気な高校生じゃないし、美蘭もそういうのは嫌いだろうから、変な回り道なんかしない。単刀直入に、初めて会った時からずっと好きだよ、と伝えて手を握る。抵抗なし。そこでもう一段階進んでフレンチキスをする。これも抵抗なし。それでは遠慮なく大人のキスをする。彼女はかなり慣れた感じでそれに応えてくれて、僕は自分より先に彼女とつき合った幸運な男に嫉妬しながら、本当の大人ってのはそんなもんじゃない事を彼女に教える。そこでようやく、軽く抵抗が入る。

 僕は余裕を見せて手加減すると、ごめんね、大丈夫?と尋ねる。彼女は目を伏せて小さく頷き、そこでいったんブレイク。僕は俯きかけた彼女の顎に手をそえ、君は本当に美しいねと語りかけて、少し乱れた髪を直してやる。君の美しさは生き物の美しさだ。何もしなくても、そこにいるだけで完璧だ。でも僕は欲張りだから、君にもっと近づきたくて、どうしようもなくなる。

 呪文のように思いのたけを打ち明けて、彼女のスカートの下に少しだけ指を忍び込ませ、ね?いいだろ?なんてお願いする。この状態で、いいわよ、どうぞ、なんて返事する女の子はまずいないから、僕は沈黙こそ彼女の同意だと了解して車を出すタイミングを計る。頭の中じゃ、この近くで一番いい感じのホテルはどこだっけ、あそこなら少し高いけど部屋はあるだろうな、なんてことも考えなきゃいけないし、それでも上の空にならないように、彼女に触れ続けなきゃいけない。君も判ると思うけど、男ってのはなかなか大変だ。

 でもやっぱり美蘭は明らかに緊張していて、だんだんと指が冷たくなっていくのが判った。寒いかな、エアコンもっと強くしようか、なんて話しかけてみたけど、唇に血の気がない。目の焦点もなんだか怪しい感じで、どうやら彼女は貧血を起こしたらしい。

 僕は全ての作戦を中止して、上着を脱いで彼女にかけるとエアコンを調節した。ごめん、強引すぎて驚かせたね、なんて謝りながら。しばらくすると彼女の頬に赤みが戻ってきて、僕はほっとしながら、もう帰ろうか、と声をかける。美蘭はかすれた声で大丈夫、と言ったけど、僕は、続きはまた今度、と軽く彼女の髪を撫でてから車を出した。

 少し走ったところで、僕はコンビニの前に車を停めた。飲み物買ってくるけど何がいい?ときいたら、ホットチョコレート、なんてしゃれたものをご所望だった。残念ながらそこにはココアしか置いてなくて、まあこれで許してもらうかと車に戻ってみたら、助手席には僕の上着だけが残されていて、美蘭の姿は消えていた。

 これがあの夜起きたことの全て、僕の無様な失敗談というわけだ。あれから美蘭を何度か食事に誘ったりしたけど、適当にはぐらかされて、お茶ぐらいしかつきあってもらえない。まだ希望はあると思いたいんだけどね」

「嘘だ。それは本当じゃない」

 僕は江藤さんがどうしてそんな作り話をするのか、理由がわからなかった。

「僕の美蘭は誰ともつきあったことなんかないし、誰にも指一本触れさせたりしない」

「いや、僕は嘘なんて話してないよ」

「違う。美蘭は自分の目を刺した時だって、全然ためらわなかったんだ。男に迫られたぐらいで貧血を起こすなんて、そんな臆病じゃない」

 江藤さんは美蘭の事なんか全然わかってないし、何かすごく勘違いしている。それとも、僕のこと思い切り馬鹿にしていて、面白がるためにこんな話をするんだろうか。

「亜蘭、ねえ亜蘭」

 今更ながら言い訳でもしたくなったのか、江藤さんは僕の肩に手をおいて強く揺さぶった。

「亜蘭、聞こえてる?」

 僕は「ちゃんと聞こえてるよ」と答えた。

「よかった。何かちょっと、どうなったのかと…」

 そう言う江藤さんの表情は少しこわばっていて、僕は膝のあたりに妙な感じがしたので目を落とした。何故だかそこはコーヒーで濡れている。いや、それだけじゃない。テーブルにのっていた食器はすべてひっく返り、食べかけのチョコレートケーキは床で砕けている。

「え?これ、江藤さんがやったの?」

「いや、そうじゃなくて、マカロンが…」

「マカロン?」

 言われて見回すと、マカロンが出窓の上で全身の毛を逆立て、尻尾をこれでもかと膨らませて唸っている。

「いきなり暴れだして、すごい勢いでテーブルをひっかき回したんだ。その、何ていうか、見当違いな話かもしれないけど、君と無関係じゃないような気がして」

 江藤さんは少し間をおいて、息を整えてから話を続けた。

「亜蘭、僕の話で気分を害したなら謝るよ。君の美蘭を否定しようとか、そんなつもりじゃなくて、ただ僕の失敗談を白状しただけで」

「僕の美蘭?彼女は別に、僕のものじゃない」

「でも、君はさっきそう言ったよ」

「言ってない」

「でも」と江藤さんが言いかけると、マカロンが低い声で唸った。江藤さんは一瞬びくっとして言葉を呑み込み、それからゆっくりと僕の背に腕をまわし、悪酔いしてる人の介抱でもするみたいにさすった。

「もうこの話はやめよう。僕が間違ってた」

 僕は何故だか言葉が出なくて、背中にふれる江藤さんの掌の暖かさをただ追いかけていた。ぼんやりと見上げた先ではマカロンがこちらの様子をうかがっているけれど、逆立っていた毛並みは少しずつ落ち着いて、尻尾も徐々に細くなった。それからマカロンはゆっくりと座ると、首をよじって毛づくろいを始めた。



 



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