3-おまけ

おまけ 進路

忍「あー、俺は三年だから新しく部活には入れねえんだよ。まあ、何かあったら呼んでくれ。協力するぜ」

愛「そうですかー……。あっ、そういえば相眞流道場には通いますかっ?」

忍「武道か……。気を使えるようになるまで、才能ある奴でも最低五年はかかるんだろ? 俺は高校を卒業したら消防士を目指すからよ。勉強しなきゃならねえんだ。すまねえな」

愛「いえ、夢が見つかったのなら仕方ないですねっ。応援するのですっ!」

忍「おう。ありがとよ、相眞」


おまけ 認識

空「そういえば、愛ちゃんと相吾くんは過去異能が世間せけんに広まっていないことについて考えたことはあるかな?」

愛「えっと……考えたことなかったですね。いろりちゃん、なぜですかっ?」

いろり「そうまあいはいんたーねっとつかえる」

愛「使えますよっ」

いろり「いんたーねっとのしくみはわかる」

愛「えっ……仕組みはわかりませんけど」

いろり「それはそういうものだとひとはにんしきする。過去異能もおなじ。だけどたまにあまえだそらみたいにぎもんにもつひともいる」

空「僕は考えることが大好きだからね」

いろり「めいわく」

空「え」

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