3Dインファイト決勝戦

 以下ダイジェスト版。

 二回戦の相手、獅子型ロボットの《今日も一日頑張るゾイド君》は煙幕の中に突っ込み自分で自分の頭を地面で粉砕して自滅。

 三回戦の相手、消防車型の変形ロボット《トランセルモーファー》が消化泡の散布でリング上を一時支配するも、突如中折れした自分のはしごが頭部に直撃機して自滅。

 そして準決勝の相手、飛行ユニット型の《超時空要塞マカロン》は煙幕を警戒して上空を旋回し続けるも、ある時点で突如墜落。大量のマカロンを地面に撒き散らして爆発炎上して自滅。

 この時点で視聴者も会場も何かがおかしいと気づき始めたようだ。

 《四喰》は既に恐怖と畏怖を込めて『緑の悪魔』とまで呼ばれるようになり、決勝戦の入場の際は悪罵のコメントが画面内を入り乱れた。

「ははは、苦しゅうない苦しゅうない」

 ヨハンはへらへらと笑いながらカメラに手を振る。

 正直一回戦の方が苦戦したくらいで、二、三回戦は余裕の突破となった。さらに準決勝ではネイルバンカーを一発打ち込んだだけで相手が墜落してくれたため、タイヤのグリップ力も温存でき非常に助かった。

『ついに決勝戦! 片や相手の自滅を誘う緑の悪魔《四喰》! それに対し初戦から熱戦を繰り広げ、破竹の勢いでここまで登りつめた赤い彗星、《グレートラガン》! 対照的な二機の対戦に視聴者も大注目です!』

 この大会を通じて気づいたことだが、どうにも七十年代からゼロ年代にかけてのロボットアニメがモチーフになっている機体が多い。最近になって昔のアニメをよくリメイクするようになり、キッズ達が元々は古いアニメとは知らずにハマるパターンが多いらしい。

 hIEなんかがまともに稼働し始めたこの時代に、古臭いロボットアニメなんて見る子供はほとんどいない。現実にない熱血とロマンを兼ね備えたロボット像だったからこそ昔は流行ったわけで、ロボットが社会に溢れる今の時代に、ロボットの創作物語など流行るはずもないのだ。

 そのせいでロボットアニメの新規クリエーターの人口が少なくなり、昔の遺物を掘り返してもう一度売りものにするくらいしかロボットアニメの使い道がなくなっている。悲しいがそれが今の日本の現状だ。

『それでは決勝戦を始めます! しかしその前に、両者に今回の大会に対する意気込みを聞いてみましょう! それではアニキ選手からコメントをどうぞ!』

 画面が切り替わり、サングラスをかけた選手の絵へと映り変わる。

『優勝賞金は俺が貰うぜ! ウォッカだかチューハイだか知らねえが、お前みたいないけ好かない野郎は俺のドリルが貫く!』

 会場内に木霊する叫びと共に、赤い機体がリングへと上がる。

 一見なんの変哲もない人型ロボットにも見えるが、その右腕に装着された自身の半分以上もの大きさになる巨大ドリルが異彩さを放っている。

 こうまでロボットをアンバランスに作れるものかと感心するほどにドリルが大きく、当然それを支える腕や肩が物々しく膨れ上がっている。

 体表は赤でペインティングされており、金色に輝くアイカメラでこちらを睥睨している。その相貌はさながら赤鬼とでも言うべきか。

 まるでロボットを破壊するために生まれてきたかのようなロボットだ。

 ヨハンは全試合を観戦し、既に目の前の《グレートラガン》の特徴は掴んでいる。アニキ選手は直情的で直線的な戦闘を好み、ドリルを用いて相手を貫く戦法を首尾一貫している。

 寸法制限ギリギリのあの巨大ドリルに貫かれればロボットはひとたまりもなく、対戦相手は尽く粉みじんになっていた。それだけの切削力と馬力を兼ね備えているのだ。戦法はワンパターンだが、現状彼のドリル突撃を防ぐ手段が見当たらない。

『次にウォッカ選手! 一言お願いします』

「うむ」

 ヨハンは腕組みを解かずに仁王立ちする。ライブカメラで全国にその姿を惜しげもなく晒しながら、ヨハンは語る。

「諸君はロボットが好きか?」

 会場が静まり返る。

「ワシは好きじゃ。大好きじゃ。そして諸君らはどんなロボットが好きなのか。今、急激に昔のロボットアニメがピックアップされて社会現象にまでなっておるが……これは去年のリスボン会議で『自律型ロボットの危険性』が明示されたからじゃ。時代は今、自律型ロボットから他律型ロボットへの時代へと移行しつつある。そして昔のロボットアニメのほとんどが、パイロットがロボットを操作して戦うという、他律型ロボットとしての側面を持っておる。まあ作品によって例外はあるがの」

 ヨハンは空よりも青い碧眼に力を込める。

「この『3Dインファイト』もそうした時代の側面が生んだ遊戯であることには違いない。他律型ロボット同士を競わせて戦う、手に汗握る素晴らしい競技じゃ。しかしここで使われている他律型ロボットは、今世に出回っている他律型ロボット――例えばhIEなどとは明確な違いがある。それが何か分かるかの?」

 ヨハンは観衆を挑発するように両手を広げる。

「それはヒトがロボットを制御しているかどうかじゃ」

 一体この選手は何を言い出すのか――そんな疑問が会場を支配している。しかし司会者も誰も口をはさめず、ヨハンの言葉に耳を傾けていた。

「hIEはクラウド稼働による他律形式を取っておる。そしてそれらを管理しておるのはヒトではなく超高度AIの《ヒギンズ》じゃ。しかしのう、諸君らが愛してやまぬロボットとは果たしてAIが操作するロボットか? しかもクラウドによって一律管理されているようなトップダウン型の、個性も何もないロボットじゃったか? 違うじゃろ」

 おおよそ十代には見えない貫禄と凄みを発しながら、ヨハンは観衆へと彼らが抱いているはずの事実を突きつける。

「諸君らが好きなロボットは、ヒトによって操作され、制御されたロボットじゃ。そして様々な背景や宿命を背負い、人々のために戦う強烈な個性を持ったボトムアップ型のロボットだったはずじゃ! ワシはそんなロボットを愛しておる! ヒトを超えたAIが操るロボットがなんぼのもんじゃ! 我々は、我々自身の手でロボットを道具として扱う! それこそがヒトとロボットとの正しい姿なのじゃ!」

 ヨハンが拳を突き上げる。

 その瞬間、動画のコメントは視聴者たちの雄叫びで埋め尽くされ、熱狂と狂乱の渦がヨハンを中心に巻き起こっていた。

 『3Dインファイト』にハマるのは、自分の手によってロボットを創作できるところに楽しさがあるからだ。それはあくまでヒトが思い描いた中にある、ヒトが思い通りにできる範囲でのロボットなのだ。

 それゆえに、『3Dインファイト』が好きな者たちは、皆社会に対するロボットに対して反感を抱いている。それが自律型であろうが他律型であろうが問題ではない。彼らはヒトの手を離れ、時にヒトをアナログハックで誘導し、まるでヒトを支配しているかのようなロボットたちに嫌悪さえ抱いている。

「さあ、ワシが諸君らに見せてやろう! 本当のロボットの姿を! 今宵の戦いで見せる姿こそが、ロボットの真髄であると!」

 視聴者のボルテージは上がりに上がり、司会者も仕事を取られて呆然としていたものの、ヨハンの言葉に触発されたのか口上に熱がこもる。

『ウォッカ選手、ありがとうございました! これは熱い戦いになりそうです! それでは両者前へ!』

 対戦相手からの通信要請。ヨハンは承認をする。

 バイザーの視界の中に、対戦相手の姿が映った。アニキ選手は腕組みをしたまま苦笑をしていた。

『随分と盛り上げてくれるじゃねえか』

「観衆を操るなど容易いことじゃ」

『なんだよ、さっきの言葉は嘘か?』

「まごう事なきワシの本心じゃよ。まあ言葉は選んだがの」

『……やっぱりいけ好かねぇなあ』

 短く言葉を交わしながら、両者の機体はお互いのリングの上に立った。

 ゴングの鐘が鳴る。

 ヨハンは定石通りに《四喰》を走らせ、背中のジェットパック型のタンクから煙幕と小型ドローンを散布する。対して《グレートラガン》はアニキ選手と同じく腕組みをして仁王立ちしたまま動かない。

 会場は瞬く間に煙で満ちていった。ここで《グレートラガン》が右手のドリルを頭上へと掲げる。

『行くぜ行くぜ行くぜぇぇええ!』

 巨大ドリルが轟音を上げて回転し始める。耳に痛い程のギアノイズと共に、ドリルを中心とした風が巻き起こる。

「む!」

 《四喰》は地面に杭を打ち込んで姿勢を保つ。煙がドリルの巻き起こす風に吸い込まれ、ドリルへと吸収されていく。

「あやつ、ここに来て設計変更を……!」

 《グレートラガン》の対戦は全て目にしていたが、そのドリルにはこんな機能はなかったはずだ。《四喰》は煙が晴れた視界でドリルの回転をアイカメラで撮影し、1フレームだけ画像を取り出して形状を確認する。

 一見なんの変哲もないドリルに見えるものの、拡大をすると風の流れを作るための穴が空いており、周りの空気を吸い込むような対流を生み出す《かたち》へと変わっていた。これなら追加工のコストもほとんどかからない。相手はただの熱血バカではなかった。

 小型ドローンも風に抗えずに尽くがドリルに粉砕され、破片から飛び出した集音センサもドリルへと付着してしまう。ドリルを駆動させるためのギアボックスからのノイズが大きすぎて、まともな周波数データが取れない。これでは《グレートラガン》の内部構造を把握するのは不可能だった。

「やってくれる……!」

 しかしそこから分かることもある。あれだけ巨大なドリルを回転させているのだから、尋常ではない慣性モーメントが回転のはじめにかかるはずだ。だとすればそれに耐えうる程の歯車を使用せねばならないことが考えられるし、この大きすぎるギアノイズがドリルへと力を伝えるギアに尋常ではない負荷をかけていることが分かる。

 《グレートラガン》の膨れ上がった右肩こそが、ドリルを駆動させるためのもろもろが詰まった心臓部だ。そこが《グレートラガン》の弱点であることは間違いがない。

 しかし――

『オラオラ! もう打つ手無しってか!』

 《グレートラガン》の足場が破裂し、猛スピードでドリルによる突貫が《四喰》を襲う。攻撃そのものは直線的で避けやすいが、《グレートラガン》の瞬発力は爆発的だ。《四喰》は必死にタイヤを滑らせて突撃を避けるものの、これではタイヤの減りが早すぎる。すぐにグリップ力が無くなって《四喰》は走れなくなってしまう。

『一方的! あまりにも一方的な試合展開です! 煙幕なくしては《四喰》に勝機はないのでしょうか!』

 《グレートラガン》が通った跡には轍ができ、さらに車輪走行を不利にしてくる。《グレートラガン》はさらにもう一度《四喰》へと突撃をかけた。《四喰》はまだ体勢が整っておらず、その突撃を避けきれない。

 《四喰》はドリルに向けて足を向けると、パイルバンカーを打ち出した。ぶつかり合う杭とドリルが火花を散らし、鼓膜が破けそうな程の耳障りな金属音を弾けさせる。

 しかし切削力は《グレートラガン》が上手だった。徐々に削られる杭を前に、《四喰》は必死に角度を調整しつつ転がる。その脇をドリルが轟音を上げて突っ切っていき、《四喰》は辛うじて破壊を免れる。

 パイルバンカーに使っているのは超硬合金であるタングステンカーバイトであり、《四喰》の杭はいわゆる超硬工具と呼ばれるものだ。おそらくグレートラガンのドリルも似たような材質で作られているはずなのだが、どうしてここまでの差が出るのだろうか。

 《グレートラガン》が回転するドリルを振り回したために、《四喰》はさらに後転して難を逃れる。ここでまた距離が空いた為に《グレートラガン》が突撃の体勢に入った。回数を重ねれば重ねるほどに条件が悪くなる一方だった。

『もう少し手応えがなきゃつまんねぇぜ?』

「お前ももう少し違う戦法を取ったほうが面白いとは思わんか?」

 《グレートラガン》のワンパターン戦法を揶揄するものの、それで戦い方を曲げる相手ではなかった。

 再びの突貫――観戦者の誰もが《四喰》の敗北を確信した。

「チェックメイトじゃな」

 ヨハンはその時、《四喰》の踵から先端が切削された杭を打ち出させる。

『なにっ!?』

 《四喰》が地面から跳躍する。パイルバンカーの先端は既に削られて平面になっていたため、杭が地面に刺さらず、杭の打ち出しとともに逆に地を蹴る結果となったのだ。

 さらに《四喰》は伸びきった杭をわざと《グレートラガン》のドリルに当てる。その瞬間《四喰》の体はドリルの回転に吹き飛ばされてきりもみ回転をする。

 ヨハンはその全てを動力学、材料力学、塑性力学の観点から解析をかけ、《四喰》の回転軌道を算出する。ドリルの上部を飛び越えた《四喰》は《グレートラガン》の肩へと左足で着地。

 その瞬間、左の踵から切削されていない方のパイルバンカーが打ち出される。

『しまっ――』

 《グレートラガン》の右肩が――ドリルを駆動させるためのギアボックスが破壊される。血液のようにギアオイルが吹き出し、物々しい鋼鉄の歯車がその姿を現す。

 しかしギアの破損までには至らない。ギアボックスそのものが外部からの力に耐えうるように頑強に設計されていたのだ。

 《四喰》はさらにパイルバンカーを打ち込んだ代償を支払うこととなる。簡単な作用反作用の法則に従い、肩を蹴った《四喰》は再び《グレートラガン》の前へと受身も取れずに落下する。

 背中から地面へと体を打ち付けた《四喰》は、自身の重量によって背骨のフレームを折り、装甲部品もいくつかが弾け飛んで宙を舞う。

『あっぶねぇ――いや、惜しかったなあ』

 ギアオイルの漏れる右肩を左手で押さえながら、《グレートラガン》が再びドリルを構えた。

『お前は本当に、的確に弱点を狙ってくるな! 油断のならねぇ野郎だ! だが、流石にこれで終わりだぜ!』

「はん、チェックメイトと言っておろう」

『寝言は寝て言え!』

 《グレートラガン》のドリルが振り下ろされる。

 《四喰》はドリルに対し、伸びきったパイルバンカーを右足を上げるだけでぶつける。

 しかし再びの金属音とともに、《四喰》の杭がなすすべなく削り取られていく。《グレートラガン》のドリルは《四喰》の右足を突き進み、胴体へと達しようとしたところで――

 《グレートラガン》のギアボックスが異音を奏でる。

『…………は?』

 強烈な破裂音とともに、《グレートラガン》の右肩内部の歯車が折損した。動力を伝えられなくなったシャフトは空転を続け、ドリルはその回転を緩やかに収束させる。

『な、何が起こったのでしょうか!? 《グレートラガン》のドリルが回転しなくなりました!』

 焦ったような実況が流れる。そしてアニキ先輩も色を無くしていた。

『ウォッカ! お前一体何をした!』

「何、簡単な計算じゃよ」

 片足を失った《四喰》がドリルに対しマウントを取る。そしてドリルの付け根に左足を乗せ、パイルバンカーを打ち込んだ。

「《四喰》の杭に使われている材質の被切削抵抗値は既に分かっていた。そしてお前のドリルとワシの杭の相対的な切削角度も計算できていた。後はワシの右足がドリルによって削られる時の、削られ方を計算すればいい」

『削られ方……だと……?』

 ドリルで対象を削れば穴が開く。そのイメージは多くの人が持っているものだと思う。しかし穴が開くということは、そこに元々あった材料はこの世から消失してしまうのだろうか?

 もちろんそんなことはない。

 ドリルで対象を削れば、ドリルの溝に従って材料が押し出され、溝の間を材料が流れていく。この切削工具によって削り取られた材料は通常『切り粉』と呼ばれる。

 ヨハンはこの切り粉の流れ方を計算したのだ。

「切り粉流れや形状の計算なんて昔から散々されてきた分野じゃろ? 何をそこまで驚く必要があるのじゃ」

『ば、馬鹿を言うなよ! 俺たちの戦いは、工作機械の加工じゃないんだぞ!?』

 《四喰》が《グレートラガン》からドリルを外すと、後には丸裸となった《グレートラガン》が残る。《四喰》はネイルバンカーを放ち、《グレートラガン》へと突き刺した。

「工作機械で実践されている技術を、戦闘に応用したまでじゃ。もちろんお前のドリルが自動制御CNC工作機械のように精密にワシの素材を削ったわけではない。当然切り粉は振動でちぎれ飛ぶし、ある程度あちこちに散らばる。じゃからある程度のロバスト性を持って、切り粉がお前の右肩に飛んでいけばそれでよかったのじゃ」

『……そうか、お前は《グレートラガン》の露出したギアボックスの中に切り粉を飛び散らせた。それだけで良かったのか』

 《グレートラガン》のギアボックス内部は既に露出しており、ギアオイルが漏れ出していた。金属歯車のかみ合いにおいてはオイルは必須であり、それがなければギアは簡単に焼き付きを起こしてしまう。

 ただでさえ歯車の歯面が荒れている状況に、異物である切り粉を噛み込ませたのだ。当然歯の表面はガタガタに傷ついて亀裂が入り、ドリルから伝わる高負荷トルクに耐え切れずに歯車が破損した。

 《グレートラガン》のドリルは使用不可能となり、誰もがヨハンの勝利を確信する。

 当のヨハンですら、この時まではそう思っていた。

「…………っ!?」

 しかし、この時ヨハンは目を剥いた。《四喰》は慌てたように左足のタイヤを回転させると、時計回りに《グレートラガン》へと背を向ける。

 《四喰》は突如としてドリルに左足を乗せると、パイルバンカーを打ち放した。

 ガキン! と耳障りな音が会場に響きわたる。観戦者たちは突然の《四喰》の奇行についていけずに唖然とするしかない。

 《四喰》は何度も何度もドリルに向けてパイルバンカーを打ち続けた。それでもドリルはびくともせずに、《四喰》の行動をあざ笑うかのように地面を転がっていく。

「は………はははははっ」

 突然、ヨハンは腹を抱えて笑い始める。

「あっはははは! 見事、見事じゃ藤堂! お前は正真正銘のアホじゃのう! あっはははははははは!」

 白い肌の少年が、頬を真っ赤にして嬉しそうに笑っていた。

「降参じゃ! ワシにはこいつを倒す術がない! ワシの負けじゃ負けじゃ!」

 突然の降参宣言に、観戦者たちはどよめいた。

 こうして観戦者たちに多くの謎を残したまま、『3Dインファイト』名古屋大会は幕を閉じたのだった。

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