生き残ろうとする意志、生き残ったものの悲哀

リアルな戦争経験の告白が胸に突き刺さります。
生き残ろうとする意志、生き残ったものの悲哀。
それらが交錯する生々しい現場が垣間見えます。
結局、戦っている兵士には大義名分など関係ないのでしょう。
だってもう、そこが戦場である以上、戦うしかないのだから。
選択肢なんて無かった。
それでも、体験した悪夢は消えることなく、心を蝕み続ける。
胸が痛いです。本当に。
でもその痛みを伝えることは、必要なこと。
だから、読んでほしい。そう思います。

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