この暴力には、美学がある。

暴力描写有りの作品は避けている私ですが、レビューを読んでもしやと思いページをめくったところ、やっぱり良い意味で思っていたのと違う作品でした!
これを「粋」というのでしょうか。
文体も世界観もキャラクターも、芸術的です。
すさんだ社会の中に、かわいらしい美少女。このギャップの良さはなんと表現したらいいのでしょうか。ぜひ読んでみてください。
物語も、小さなエピソードを1話としてセンス良く描かれています。その1話1話の積み重ねで大きな物語になっていく気配を感じます。
全体を通してのストーリーやテーマを汲み取ることのできない段階でのレビューなので、作者さんにも読者さんにも申し訳ないですが、アートとしての完成度の高さに★3です!
(一つ要望をいうなら、ここまで書けるのであれば私としては異能力という設定はなしでいって欲しかったです。でも個人的趣味の問題なので^^)

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