第44話「令和でもスーファミを遊び倒せ!」

人は思い出に縛られる生き物である。

特に男性はそれが強く、いつまでも振られたことを覚えていたり、

かつて言われたことを思い出して喜んだり、悲しんだり……。

昔食べた給食のごはんが美味しかったり……。




筆者がスーファミに触れたのは小学校低学年の時代だ。

今からもう20年以上も昔の話になる。

スーファミをしたことがないという人も数多いはずだ。

今、この時代でスーファミを遊ぶことは不可能なのか。

実は可能なのである。




スーファミを遊ぶというとエミュレータを思い出すという人も多いだろう。エミュレータ自体はフリーソフトで問題はないが、ゲームソフトをPCで使えるROMデータにしたものをダウンロードやアップロードする事は著作権法に抵触する行為である。




ただ、それらを掲載しているサイトの多くは海外で取り締まるには時間も金もかかる。つまり、ザルだったのだ。誰しもが簡単にダウンロードすることができた。




……が、日本の著作権法改正の報道により、多くの海外サイトが閉鎖。また、ダウンロードを停止させ、このサイトはゲームブログ的なサイトですよ~と方針転換というか、言い逃れをしているサイトも。中には自サイトの広告を載せた専用のダウンローダーでDLできるサイトもあったりするらしいが。




エミュに頼らずに遊ぶにはどうすればいいのか。「クロノトリガー」「ロマンシングサガ3」「聖剣伝説2」ほどの名作ならスマホに移植されていたりもする。




だが、スマホでは操作がやりにくいし、RPGはまだできても「ロックマンX」「ファイナルファイト」のようなアクションものはし難いだろう。

この時代でもスーファミを遊ぶ方法は一つ、ニンテンドーswitchである。




switchのNintendo Switch Online”(有料)に加入すると、スーファミやファミコンのソフトが遊べるようになるのだ。ソフトはまだ少ないものの、今後も増えていくのでこれは非常にうれしいサービスである。




筆者は1か月300円のプランに加入し、遊び倒す日々である。また、あまり触れてこなかったゲームもあるので、それらを令和の時代に遊び倒すのもまた面白く、新たな感動を呼ぶのである。実際遊んでみると移植の高さに驚く。実機と遊んでいるのと何ら変わりないのだ。




長年、ゲームをやりたいという気持ちが失せていた筆者にとってswitchはゲーム欲を再びくれた恩人だ。製作スタッフ全ての人に感謝を捧げたい。




そんなわけでswitchでレトロゲームに興じる日々である。










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スーパーファミコンをレビューしてみた。思い出も含めて。 六恩治小夜子 @sayoko

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