エピローグ

 その力は、正義を貫いた。

 その力は、罪悪を犯した。

 

 人々は急激な変化に立ち向い、疲れ果てていた。

 ある国は理をもって鎮めようとして失敗した。ある国は力ですべてを抑えようとして失敗した。

 

 その結果は一つに収束された。

 世界の様相は変容し、ありとあらゆるルールが変化した。

 

 表向きは変わらない。

 持つものと持たざる者。

 力ある者と力なき者。

 

 それでも確かに変わっていたのだ。

 

 それに気づかないのは愚か者だけだった。

 

 

 

-------

 

 

 

 変わり果てたこの世界の真の支配者は誰であろうか。









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ここで完結になります。

短い間でしたが、お読みいただきありがとうございました。

出来ましたら、レビュー等で感想を残していただけると今後の励みになります。

今後も私、星井扇子の作品をよろしくお願いします。


 

 

 

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『怠惰』な俺は世界の支配者ー大罪会議を始めたくないー 星井扇子 @sensehoshii

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