もっと明るめのイメージだったのですが、いざ読み始めてみると独特の陰鬱さや、青春を描く上でところどころに見られる切なさのような表現がとても魅力的でした。続きが楽しみです。
想像以上に沢山の方が読んでくれているみたいですごくうれしいです。
独特な緊張感と力強い筆力による冒頭から、すくった手から光の粒や清らかな水が零れ落ちていくような青春絵巻に。主人公は決して力強いわけでも特別な才があるわけでもないですが、作品を通して芯の確かさを…続きを読む
魔法少女とはプラスする物語だとどこかで聞いたことがあります。 マイナスからプラスを足してゼロに還っていく物語だとも。 ネガティブ思考の魔法少女ネガティブフラワー(山潟花紗里)、その目撃者とし…続きを読む
日常を蹂躙する異形と、それらを狩る魔法少女。非日常の一端に触れたなら、手を伸ばさない少年はいないでしょう。けれどそこにあるのは、いかにも魔法少女的な華やかで煌びやかな活躍とは、到底かけ離れた世…続きを読む
青春は、元来ネガティブなものだと思います。膨れ上がる全能感と、それに比例しない現実とのギャップに苦しむ世代。自分の力ではどうにもならないものの存在に、膝を折ることこそが青春と言えるのではないでしょう…続きを読む
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