太鼓を打つ! そして何かがつながる!

祭りという年に一度の晴れ舞台のために練習を積む少年達。
毎年その日には素晴らしい楽しみが待っている。

印象的だったのが、祭りの風景と少女の描写の美しさ。
主人公の少年の、太鼓を打つ仲間たちに対してのライバル心や友情も素敵に描かれています。

クライマックス直前には、先に進むのが怖くて何度も何度も同じ行を繰り返し読んでしまいました・・・・・。
そんな物語のラスト。
にぎやかな少年の日に終わりはないのか!と言いたくなる、私的にはとても好感度の高い結末でした!