金の話は家族でも嫌なものです。今日、そんな話があって、家族がギクシャクしており、そんなときに読んでしまいました。いつかまた……そんな心象の月にまつわる物語。
『お湯ラーメン』エッセイ・実用・実話コンテスト一次予選通過作品。 『もしも刻を戻したならば…』恋愛小説コンテスト一次予選通過作品。 『BEYOND THE T…
話の中にある主人公の生活が変わるとき、それを象徴するのがタイトルの通りの月。見事にはまるタイトルだと思います。とても寂しくて、悲しい月。パチッと嵌った時代の主人公の移り変わりを感じました。
すごい感性だな~素晴らしいと思いました。「月」には私も思い入れがありますが、私のは刺々しい。私には見えなかった「月」に出会えた気がしました。
誰にでも訪れる別れ。その時に何を思ったのかでその後の生き方が変わることもある。そのような普段は意識しない精神の深淵部を覗いてみたくなる作品。読みやすく的確な描写がとても素晴らしいです。
もっと見る