切り口が急角度の作品で、現在を過去のものへと置きざりにしていく鋭い勢いがあります。この作品から与えられるものは、笑いか皮肉か。嵐が通り過ぎたのかと見まがうような読後感です。
ふたいしうすきと申します。 夢の中で「お前はショートショートばかり書く短編作家になりなさい」と何者かに言われました。 正夢にすることも夢のような話ですが、でき…
異世界転移が当たり前になった時代。物語後半に語られる発言に、思わずニヤリとしてしまいました。確かにファンタジーとはそういうことですね。ブラックユーモアの効いたショートショートです。
現実逃避してたら現実が先回りして来た感じやめてよ!!!
やっぱり人は理想を追うものなんだなぁ……と思いました。
何となく、尾までぎっしりアンコが入ってる、たい焼きのイメージ。読みやすくて短いのに、情報量が多くて満腹感がある。皮肉もたっぷり、オチまで旨い!
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