今のスマホ業界は、売り手買い手共に終わってる

第11回 携帯ショップは託児所？

　とっても暑いですよねぇ。

　私の部屋はパソコンの熱気でさらに暑くなるので、エアコン必須ですよ。

　そして眠い！

　では今回の話題です。

　よく携帯ショップには家族連れで来られる方が非常に多いです。

　機種変更だったりプランの見直しだったり、内容は本当多岐に渡ります。

　片方の親が子供の面倒を見て、もう片方が機種変更だったりプラン変更だったりするのならいいとは思うんですが、やっぱり携帯が好きなのでしょうね。二人で真剣になって子供を放置します。

　小さい子供だと、携帯のデモ機だけでは収まらず、やっぱり親に構って欲しくてあの手この手で気を引こうと騒ぎ始めます。

　何故、子供引き連れてやってくるし、ショップに！

　まぁそんな愚痴はちょっと置いておいて……。

　これも親御さんによく言われるのが、「うちの子の相手してください、五月蝿いから」です。

　いやいやいやいや、貴方の子供でしょ？　貴方が見てよって思うのですが、彼等にとってはそれも＜サービス＞みたいです。

　やんわり断ると、「他のお店では面倒見てくれた！」の一点張り。

　絶対に嘘だ！　と思うのですが、恐らく常套手段なんでしょうね。華麗に無視です。

　そしたら、とにかく携帯の話に集中するんですね、こういう親御さんは。

　子供が泣いても吐いても倒れても、「もうちょっとだから」で放置するんですよ。

　どんだけ携帯が大事なんだよ、あんたはって心の中では呆れてます。

　でも携帯の利用頻度を聞くと、LINEだけしか使ってないんですよね。

　いらねぇじゃん！！　って突っ込みを心の中では入れています。

　実際突然嘔吐されたお子様がいらっしゃって、大泣きしていたんですが、それも無視です。一円でも安くしようという気迫がすごくて、めっちゃくちゃ怖いんですよ。

　結局はすぐ終わったんですが、とどめが――

「あっ、うちの子のゲボ掃除しておいてね」

　と言い残して、ささぁっと帰って行きました。

　相当若いお客様でしたね。

　その時は店長が掃除していたのですが、周りのお客様も手伝ってくれたりして、ちょっと心がほっこりしました。でも、その親は常に携帯をいじっているので相当大事なのでしょうね、自分の子供より。

　ちなみに、ここで紹介するという事は、こういう内容は複数件あるという事です。

　この人だけではないというのを強く言わせていただきます。

　普通なら手伝うフリを言って、私達スタッフから「大丈夫ですよ」って言われたら帰るって流れなら普通だと思うんですけど、それも＜サービス＞と思っているみたいですね。

　ショップはお前達子供預かる託児所じゃないっつうのを理解してくれ！！！

　ふぅ～～、すっきり。

　出来るなら、携帯ショップはそんなに短く済む案件は少ないので、お子様を預けて来店された方がいいと思います。

　出来ないのであれば、片方の親がしっかりと面倒を見る！

　これを徹底してほしいなぁって思います。

　そんなに安くしたいなら、さっさと格安SIMに手を出せばいいのに、と本当に心から思うのですが、自己解決能力がないと痛い目を見るから、きっと手を出せないんでしょうね。

　とにかく、うちはテーマパークでも何でもないので、本当に少しお子様の事を考えて来店していただけると助かります。

　最近子供を利用して「赤ちゃんいるから、手続き最優先にして」と仰るお客様が異様に増えています。当店舗は問答無用で順番待ちさせますけど。