歳と共に変化する花鳥風月を愛でる心。

歳を重ねると、自分の感性が変化していくことは多々有ると思います。
ただ、それを一々気に留めておくことは滅多に有りません。作者は、清少納言や吉田兼好のように、繊細な感性で日々の生活を過ごしておられるのでしょう。
こういった短編は、気持ちに余裕がないと書けないと思います。
ところで、毎日、暑いですね〜。私なんか、いよいよ気持ちに余裕をなくしてしまいます。
尚、短編には星MAX2つが信条なので、この評価ですが、暑い最中に風鈴の音を聞いたような、良い作品だと思いました。

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