この小説を読んで、すごく考えさせられた。人生の節目節目で読んでどう感じるのかを比較してみたい。
倫理や摂理をテーマ(の一つ)としているが押しつけがましくはない。文体も整って読みやすく、SFらしいSFでとても雰囲気が良いです。するすると喉に入ってくる印象です、それこそ「造られた」何かみたいに…続きを読む
最後まで読んだとき、なんだか心が粟立つような感じがしました。動物を殺さずに肉を食べられるようになったことが、逆に命に対しての更なる冒涜を生み出しているように感じました。とても考えさせられる作品だと思…続きを読む
最後まで読んで、改めてタイトルを見るとなんとも感慨深い。娯楽としても、風刺小説としても読みごたえのある作品でした。
でもちょっとなんか寂しい、というか、腹が立つ、というか、もやもやとする、というのはなんなのかというと、この世界の選択における間違い、あるいは危険性、について理屈をつけようと思えばつけられる、けどそ…続きを読む
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