据え置きゲームから離れたお話

ゲームウォッチからひととおりの任天堂ハードを触って来た私が、なんで今は据え置き機を遊ばなくなってしまったのかと言えば、




一応私、Wiiまで持ってるんですよね。

持ってるけど、もう年単位で触ってないし、今はT某がドラクエオンラインをやるとか言って持って行ってしまったので、自分の目の前にすらありません。

(ハードはとりあえず同じ屋根の下に初代GBから始まってPS3にPSPと3DSまであります。SFCとFCは処分したけど。ドリキャスどこ行った……)

 

 なんでコンシューマでほとんど遊ばなくなったかというと、数年前のバイク事故で左足首と股関節を骨折したのがきっかけで、

 ちょうど入院中にキャメロットの「We Love Golf!」がWiiで発売になったんだけど(その発売の経緯もいろいろあったんだけど今は省く)、あれが、初期のWiiソフトに多かった実際に体を動かして遊ぶタイプのゲームだったんですね。

 ゴルフって、二本足で立って両手で振りかぶるでしょ。あれをWiiリモコンでやるんですが、

 こっちゃ立つことは立てても、左足に加重制限があって、体重移動がほぼ不可能な状態だった上に、筋力が落ちてるもんだから腕を振り回すことも出来ないわけで、


 以下、当時のつぶやき。


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 Wiiで据え置きゲームやらなくなったんだよなぁ。事故で半年ぐらいまともに動けなかったのが重なったせいなんだけど、楽しみにしてた WE LOVE GOLF が実際に立ってコントローラ振り回さないと遊べなかったのがダメージ大きかった。筋力が落ちててナイツすら操作できなかったし


 RPGもそうなんだけど、ゲームって現実の自分では出来ないことが出来るから楽しい部分ってあって、実際の身体状況に如実に左右される初期のWiiソフトは、療養中の自分にはほんとに疎外感大きかった。Wii Fitとか、DDRとか明らかに体を使って楽しむ為のものならまだわかるんだけど


 それまでコントローラひとつで出来てたソフトが、突然体全体の動きを要求にされるようになって、しかもその時の自分がその最低条件の「両足で立つ」ことすらままならなかったっていうのはほんと精神的にきたなぁ。思えばあれも転機のひとつだったんだろうけど


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まぁそういうことなんですが(何



 任天堂が、一般層を多く取り込み始める方針に転換していったのも大きかったかなぁ。

 任天堂ならちゃんとユーザーのニーズを判ってわくわく出来るソフトを作り続けてくれるに違いないと思ってたら、Wiiで間口を広げて、「今までのお客さんも大事にしますけど、一見さんはもっと大歓迎」みたいな? そんな感じに萎えてしまって、

 斬り捨てられたわけじゃないけど、今までほど大事にされないのか、じゃあいいやってなってしまったのも、あるのかなぁ。

 それに重なって、事故で精神的に弱ってた所に、動けないと遊べないってことで、とどめさされた感じになっちゃったんだろうと思いますね。

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