付録

ガイドラインの記述例

 蛇足ながら、筆者が『あるアニメ製作スタジオの終焉について』の冒頭に掲載していた、記述のガイドラインを付録として載せておきます。


 作品内に企業名、組織名、個人名を表記される方は、もしも使えたら使ってください。作品の冒頭に置かれるのが良いと思います。


 これを冒頭に表記しておけば、もしも作者の考え方に異論のある方がいたら、迅速に教えていただけますし、読んでくださっている読者の方が、既にこれを理解した上で読み進めてくださっていると解釈できるので、後になってから些細なことで悩まなくて済みます。


 このガイドラインが必要ない方も、これを自分が書くとしたらどうなるかを、一度意識なさると、問題の有無が分かりやすくなってくると思います。

 コンテストの段階では、”全責任” が作者個人に被さってくるのだという事を意識されて、どうか執筆を頑張られてください。


――以下、ガイラインの例です――


【本作は、下記のガイドラインに従って記述することにします】


※本作では、当時〇〇〇が他者(他社)と締結した守秘義務契約に抵触する内 

 は、伏せさせていただきます。

※法人名は基本的に実名で記述しますが、上記守秘義務契約に抵触する場合は、  法人名は伏せさせていただきます。

 (契約書の中には、契約を結んだことさえも秘匿しなければならないものもある からです)

※個人名は、ご存命中の方はA氏、B氏というアルファベットで表記し、既に鬼籍 に入られた方は実名で記述します。

※ただしウィキペディアで検索される方の個人名は、公人であるとの解釈で、ご存 命中であっても実名表記とさせていただきます。

※会社役員の個人名は、公人と個人のどちらの性格も持つため、ケースバイケース とします。

※上記に限らず、ご本人から開示の許可をいただいた個人名は、実名で表記させて いただきます。

※作品名は、既に一般に公開済のものは実名。非公開のものはケースバイケースと します。

※執筆中に不具合や問題が発生した場合は、ガイドラインは随時見直しをします。

※ガイドライン変更の際は、過去に遡って記述内容を変更する場合があります。


【特記事項】


※本作は、筆者の記憶とメモを元に、当時の出来事を記載するものです。

※本作の内容について、関係者より事実との相違について指摘を受けた場合、即  座に内容を修正する場合があります。

※大幅な修正を行った場合はその旨の報告を行いますが、軽微な修正に関しては報 告は行いません。

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カクヨムでエッセイを書いてみた 高栖匡躬 @peachy

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