時代と一緒に小説は変わってしまった

時代の変化とともにコンテンツが変化するのはごく当然のことだが、web小説についてはそれが顕著に表れていると思わされました。

コンテンツの受け取り手が人気作の類似品を求めるのは当たり前であり、作者が自分の作品を読まれたいのならそのニーズに合わせて書くのは当たり前、なのかもしれない。

ネットというのは片寄った人が集まる場所。どうにかしてユーザーの興味を引いて時間を費やしてもらわないと、一瞬で水底に沈む。
良くも悪くもそういう時代なのだろう。
時代に適応しなければ取り残される。軽い読み口、爽快な短編、奇抜なアイデア、オレオ。なろうの異世界ファンタジー小説のように、カクヨムもそういう類似品が蔓延する未来があるのかもしれない。
この悪循環に陥るか陥らないか、未だ色の定まらないカクヨムの、いまがそのターニングポイントなのかもしれないと実感させられました。

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