この男、呆れる程の酔っぱらい。しかしその生き様は……

酒を飲み、酒に酔い、酒に溺れ、また酒を飲む。

それだけならばただのダメ人間。

だがその心のうちに眠る炎は衰えることなく、静かに燃えたぎる。

国の英雄でありながら、国に裏切られながら、それでも自分らしさを失わず大切なものを守るために戦い酔う。

見よ!これこそ汚れながらも気高い、人間らしい漢の生き様だ!

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