白状すると、自由が重い

 好き勝手に書けるというのは、ひょっとすると私にとって重荷なのかもしれません。


 異世界ものを書く。つまり根本的な土台から世界一つを想像するだけのエネルギーが、私にはないのです。


 だとしたら現代を基準にした世界観で執筆する方が、身の丈にあっているというものでしょう。正直、自分を超えられなかったようで嫌な気分にはなりますが。


 原因があるとすれば、私が私の作風を理解できていないということ。


 ひょっとしたら私に作風なんてないのかもしれません。誰かの影響を受けるばっかりで、何一つ自分から生み出せていないのかもしれません。


 でも物語を書くのは楽しいですし、やっぱり書き続けたいとは思っています。


 しかし自分に合った作品を書かないと、スランプに逆戻りするのは必定。解決するにはその、自分に合った作品を書くことが必要だと考えています。


 書きたい衝動と、書きたい意思。

 

 穴から出るためのハシゴが降りてくるまで、もう少し時間がかかりそうです。

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書き手として猛省すべきこと。まあ、だいたい自戒 軌跡 @kiseki

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