定番のカレー

【カレーの隠し味は日本酒である】


材料

ルー お好きなもの1箱

じゃがいも 中5個

にんじん 中1本

たまねぎ 1個

肉(お好きな肉を300g程度)

水 適量

塩コショウ 少々

日本酒 適量


肉について


これはなんでもいい

豚バラ、豚薄切り、豚ブロック

牛バラ、牛薄切り、牛ブロック

鳥股肉、鳥笹身など

バラや薄切りは手で一口サイズに

ブロックは二センチのサイコロに

鳥は削切りや乱切りにしてもいい

染み込みやすいなって思うやつで


作り方


じゃがいもは皮を剥いて、大きいのが好きなら、4等分

小さめが好きなら、8等分

にんじんは皮を剥いて、等間隔になるように乱切り

たまねぎは0,5ミリくらいのスライスに

半分に割り、切れ目を斜めからいれて芯をとる

ざっくりと内側からみて茶色い部分の先っちょを切り落としてから、皮を剥く

切ったじゃがいもとにんじんとたまねぎは、それぞれ軽く水洗いしてから、水にさらす

水につけておくってことね


ボクはピューラーが嫌いなので、全部包丁


さらしている間に、肉を一口サイズにしていく

さらしていたたまねぎを煮込み用鍋に全部いれる

何故フライパンじゃないか、と聞かれたら、炒めてからだと張り付いて入れにくいだけ

火加減はおこのみで

鍋のそこに油をいれて、あめ色になるまで炒める

たまねぎはね?煮込んでるときに熔けたってOKOK

しっかり炒めよう

そこに肉を投入

一緒に、肉がカリカリになるまで炒めるのがオススメ

油は足さない

肉が足りない!ってなら、カリカリにするのは同じだし、ルー絡む限界までは止めないよ?

ある程度焼けたら、ここに水投入

たまねぎと肉が軽く浸るくらい

アクとりしつつ、水がなくなるまで煮込んだら、じゃがいもとにんじん投入

ここに日本酒を投入

軽く浸るくらいいれて中火で水気がなくなる程度まで『酒蒸し』する


そう、ボクは『酒蒸し』したかったの

ただおまえが酒好きだから、調理場に酒おいて酒盛りしてるんだろとか、失礼な!……たまに飲んでるわ!


料理をされる人ならご存知『酒蒸し』

これって、煮崩れや型崩れを防ぐためにあるの

カレーは何日も掛けて食べるのが定番

何回も何回も煮込む

当然、たまねぎとじゃがいもが小さくなっていく


『酒蒸し』することで、どうせ最近は3日くらいで食べきるんだから、ひたひたくらいやれば初日と同じサイズのじゃがいもが最終日にも食べられる

因みに煮崩れや型崩れがしにくいだけで、縮まない訳じゃない

ま、通常はカレーの野菜を『酒蒸し』する人は滅多にいなかろう


焦げない程度にカラカラになったら、(ちょっと焦げても問題ナイナイ)水を浸らせて煮込む

『酒蒸し』してるから、5分くらい強火に掛ければ大丈夫だよ

ルーを投入していく

いっぺんじゃなく、2個か3個ずつが目安

しっかり溶かさないと塊でてくるからね

最近のルーは30分もかき混ぜてれば、とろとろになるから便利だね


間違っても、煮込んでるからと目を離すな!

カレーだぞ?!血迷うな!火に掛けたままちょっと冷蔵庫へなんてしたら、ヤバい

底焦げ付いて張り付くよ

なんで底が焦げ付くのか

ツベコベ言うな、数秒でカレーは焦げ付くからだよ

シチューじゃないんだ、これはカレーなんだ

混ぜろ、混ぜ続けろ、終わりまで


軽くじゃがいもでチェックして出来上がり


塩コショウは、入れても入れなくてもいいけど、アクセントかな

ローリエ?使いたい人は使うといいんじゃないかな

無くても美味しさは変わらない現代

風味が気になる方はどうぞ


最近は10年ぶりに、じいさんに作ったばかり

甘口……甘口だった

姫宮さん、辛口に一味いれるくらい辛いのが好き

最近はカイエンパウダーとかいれちゃう

ハヤシライスだと思って食べたよ……


カレーって昔は何時間も掛かったけど、ルーが溶けやすく、とろみやすくなってるから、早いよね

だから、アレンジとかしやすい

今度解禁(ウイルス性急性胃腸炎だったから、治ってから一週間は刺激物禁止)されたら、激辛つくる

隠し味も、梅酒試す


自分が食べたいもの、人に食べさせるもの

別物だからね


どうでもいい小話

カレーって時間掛かって面倒臭いと思っていた頃、女帝さま(母)は言った

「カレーくらいうまく作れるようになりなさいよ」

本を見なくても出来るようになった頃、女帝さま(母)は言った

「カレーなんて(簡単過ぎて)料理のうちに入らないわよ!もっと他にも作れるようになりなさい!」

いい年してツンデレされても………

そんな女帝さま(母)は料理が上手い

去年亡くなった大女帝さま(母の母)は、もっと上手い

ばあさん、元気な頃はお節作ってたぞ………

家政科でてもこの程度な孫が………

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