光り輝く

 ある冬の夜、少年は一人佇んでいた。


「さてと、今年もそろそろだな~。うーん、どうしよかな~?」

 少年はしばらくその場で考え込んでいた。


「あ、そうだ。こんなのどうかな?」

 そう言って空に向かって手をかざし、何かの呪文を唱え始めた。


 すると・・・・・・




 暗い夜空から幾つもの光が舞い降りる

 

 雪のようだがそれは赤く・・・・・・


 あるいは青く・・・・・・


 緑色に・・・・・・


 

 それらが辺り一面に輝きながら降っていた。




「・・・・・・少し早いけど。こんなのしかないけどさ、いいかな?」

 少年は誰にともなく呟いた。


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