生まれ変わっていた

 少年は消えたかと思ったら別の世界に生まれ変わっていた。


「さ~てと、あいつをまたコスプレさせて縛って・・・・・・ひひひ」


 少年はどっかでネジが外れたのか変態度が増していた・・・・・・



 ある時少年はふと誰かに声をかけられた。

「あ~? なにあんた~?」


「・・・・・・アホか、諦めろ」

 話してみるとその誰かは無理な思いを抱いていたようだった。


「え~? 無理~?」

 どうしても諦められないようだった。


「でもさ~あんた気づいてないだろけどそれかなり迷惑行為だよ~」

 それでもやる、と誰かは言った。


「あっそ。わかったよ。じゃあさ・・・・・・死ねよ」

 少年はその誰かの胸を槍で刺し貫いた。



「今度生まれ変わってくる時はさ~、もうちょっと考えなよな・・・・・・」

 少年は物言わぬ冷たい躯となった誰かにそう言って去っていった。



「まだまだ僕はこうしないといけないのかな~キャハハ・・・・・・」

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