「ツンデレを数値化できるか」

「ツンデレを数値化できるか」

まず、

ツンデレを厳密に数値化することは、不可能でなかったとしても容易ではない。

しかし、

大まかになら数値化することは可能であろう。


という結論を先に書く。


それは、

ツンとデレの数値を

主人公とツンデレヒロインとの『親しさ』を仮定の数値に当てはめる場合である。


何故、私が

主人公とツンデレヒロインの

『親しさ』をツン:デレの数値に過程として当てはめられると考えるのか。


それは、

主人公とツンデレヒロインが

親しければ親しいほど、デレの度合いが高くなり

親しくなければ親しくないほど、ツンの度合いが高くなる

と、考える為である。


だが、明確に数値化することは個人の主観が大きく関わるだろう。


おそらく、

『ツンデレの比率』もしくは『ツンデレ的な反応』は

【1】ツンデレヒロインと主人公の親しさ(距離感)

【2】ツンデレヒロインの心理状態(喜怒哀楽)

によって大まかに分することが可能だと思われる。



そして、

私が思うに、同じツンデレであっても


第一次ツンデレは数値化する必要性がそもそもなく。

第二次ツンデレは第一次ツンデレと比べると、この数値化が容易であると考える。


それは、

第一次ツンデレは、そもそも『ツンデレ』を狙わず

言動にツンデレ的特徴が現れているからだ。


その為、ツンデレを意図しない行動や感情の機微を

ツン:デレの比率に当てはめようとすること自体がナンセンスであろう。


しかし、

第二次ツンデレは、第一次ツンデレ達よりも

『ツンデレであることを意図して強調(特徴化)されている』


ならば、その言動、また感情の機微にも

『彼女達をツンデレ足らしめる意図があるだろう』

その意図を組むことによって、ツンデレヒロインの創造者や受け手達は

第二次ツンデレ達の言動を、『大まかに数値化することは可能である』



大まかに、ツンデレの比率を数値化することができるツンデレヒロイン。

そして、そもそも数値化する必要性がないツンデレヒロイン。


この両者は存在し得るだろう。

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