☆創作戯言祭り

☆「エトワールは逃げられない」後書き

「エトワールは逃げられない」

■ジャンル:SF

■連載期間:2016年4月28日~2016年5月18日

■総文字数:10,000文字


□キャッチコピー

「この星の元に生まれたてめぇを恨めよ、ガッティーナ」


□あらすじ

 幾度となく生まれ、幾度となく死に、その度必ず私は彼に殺されてきた。けれど何をどう間違えたのか、今生は生き延びてしまい……。

 「追う者」と「追われる者」、果たして今回の結末は――?




□近況ノート後書き


 案の定、一万字越したよ!!!

 どうにかこうにか2000字あまりを削って、意図したわけではないけれど一万字きっかりになりました。わぁお。

 ……一万字以下なので、これで大丈夫な筈だけど、後でまた見なおして文字数減らそうかな。9999字くらいに。


+++++


・趣味全開(2回目)

・第5話が楽しく書けたので私は満足です

・こんな話ばっかり書いてるな、私

・星、と言われたけれども、素直に夜空の星もカクヨムの星も出したくないなとひねくれた結果がこれです


・お気づきの方もいると思いますが、語られてない話や苦し紛れにしか捌ききれてない伏線が諸々ある

・一から十まで語りたくなるくせがあるので、「あえて細かい部分は語らず最低限で彼らの人生(前世)を語ろう!」、という目標はあったけれども、正直「文字数たりない」という理由が最もでかい


・企画が終わったら、削ってない補足版に差し替えようかと

・実は載せていない話も1話分くらいある


・なお、書き始めは5000字くらいでさらっと終わるつもりだった

・嘘だろ十四松さん

・一万字で収める話ではなかったのかもしれない


・余談ですが、彼が喋っているのはイタリア語です

・ぐぐるといろいろ楽しい



 やはり文字数を収めて書くのは難しい、と痛感しました。まだまだ修行が足りん……!

 ともあれ、書いててものすごく楽しかったです。

 素敵な企画ありがとうございました!






□戯言三昧


 藤浪保さんによる星アンソロ企画へ参加した作品。

 企画物だけど、最終的に物凄く好みの作品に仕上がりました。そりゃ自分の趣味嗜好を詰め込んでいるのだから当たり前か。


 前世からの因縁。というテーマが、とても好きなのだろう、ということがこの話を書いていて自分でよく分かった。まだカクヨムには書いていなくても、ストックしてあるのそのテのネタが異様に多い。(独り言。)

 人によって、小説における「テーマ」ってのは色々あると思うのだけれど、私の場合は一言で言えば、往々にして「人間関係」で。

 加えてファンタジー好きなものだから、この材料はとても魅力的なのだろう。



 ただただ、ひたすらに、ガッティーナって言わせたかった。それだけだ!

 それだけじゃないけど!!


 え? 響きがよくないですか、ガッティーナ。

 日本語訳版も好きです。「子猫ちゃん」。

 日本語だとともすれば失笑してしまうワードだけど、イタリア語だと誤魔化せる上に素敵な台詞を言わせられるのでいいですよね!!!

 私は子猫ちゃんも大変好きなのですが。



 イタリアいいよね。語学の勉強は国語以外大っ嫌いな私が、唯一積極的に学んだ言語。だけどまだ国には行ったこと無い。イタリアいいよね。

 余談だけど、NHKのイタリア語講座、「私の白馬の王子さまはどこにいるの?」って例文をしれっと出してくるんだよ。面白すぎだろ。



 イメージソングはBUMP OF CHICKENの「Hello,world!」。


 書いている時には全く意識してなかったんだけど、ちょうど全部書き上がった辺りでふと流れたこの曲を聞いていたら


「うわああああそのまんまああああうわああああああ」


 と車内で一人、超テンションあがってた。

 とはいえ。現段階のこの物語では、そこまで、かもしれない。



 星アンソロの企画では「一万字以内」という規定があったので、一万二千字いったところを削って載せた。

 一応、削りはしたけど本当にこれで終わる、はず、だったんだけど。


 書き上げてから、どうにも続きを書きたくて仕方なくなってしまった。

 それもこれも、頂いたレビューと感想とバンプのおかげです(笑)



 なので、星アンソロが終わったら、他の小説の合間をみながら続きを書こうと思っています。

 4話と5話の間に1話分投稿して。あとは、後半部分となる次章を現在載せているのと大体同じ分量くらい書こうかと。多分、全部で三万字くらいになるのかな。


 前半の章題は「エトワールは逃げられない」でしたが、

 後半の章題は「プレアデスは諦めない」。になります。


 ありがたくも読んでいただいた方ならお分かりいただけると思いますが、つまり残り半分の話はそういうことです。



(2016/06/02)

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