死んだワニとエンドロール

話題になった時は皆、今の時代珍しくネタバレもフラゲもない4コマに少しばかりワクワクしていたと思います。リアルタイム感があった。

自分ももちろん、死ぬのかな、殺されるかも、いや、案外何も起こらず終わるんじゃないか、とか思ってワクワクしてました。

自分はたしか80日くらいから読み始めて二週間ばかり楽しませて貰いました。

考察やら予想を見て、そんな考えもあるのかとか思ってました。

迎えた100日目は話題になると同時に悪い意味でも目立ってしまいました。

ステマやら映画化書籍化で。これは悪いことなのかというとそうは言えません。もちろん作者の方も儲からなければやってけないと思いますし、こんなに話題になった物を各方面がほっとくわけないです。

が、

その時に今まで毎日一話ずつ見てた人はなんか、冷めてしまったのです。

少ない登場動物、日常系と分類されるであろう本編が、結局は商業的な物だったというような気がして。

そこには多分「余韻」が欠けていたと思います。

映画のエンドロールのような物があったら、それかもし今までと同じように1日後に発表していたら、悪目立ちはしなかったと思います。

映画の本編が終わったあとにすぐ物販が始まったら、本編で出てきたものがすべて金儲けのためのように見えてしまう、気がします。

くだらない事を書きましたが、エンドロールの余韻がいかに大切かを改めて感じました。

ちなみにこの漫画は好きです。独特な雰囲気も含めて。

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