筆開紙閉

　似鳥鶏先生の『推理大戦』という小説を読みました。
　日本の富豪（何を生業にしているのか不明の爺）が発見した聖遺物の所有権を賭けて謎解きゲームが開かれる話。
　それぞれ異なる特殊能力を持つ探偵が世界中から北海道の雪山に集合する。
　具体的に何人特殊能力持ち名探偵が出てくるかというとネタバレになるけど、嘘を見破る能力を無効にできるキャラが出てきて高度な対決になったな。
　比較的高めのリアリティで考えられる最高峰の名探偵やそれに匹敵する奴が出てきて良かった。
　多重解決って読んでいて楽しいな……