もうすぐカクコンスタートですね。この前まで書いていた長編をストップさせて、つぎの長編のアイディアを練っている雲江斬太です。いま、このタイミングでかーい!
さらに、先週引っ越しして荷物がまだ片付いていない雲江斬太でもあります。明日履くパンツをどこに仕舞ったかも分からない、まさに火野映司もびっくりの状態です。
カクコンには、大昔に書いた趙旧作を出します。これを読んでいる35歳以下の者たちに告ぐ。
その旧作は、おまえらが生まれる前に書かれたものだ!
なにせその原稿、大昔のものなので、ワープロ打ちのプリントアウトしかないんですよ。ワープロ原稿です。ワープロ・ソフトではなく、ワープロ。
知らない人もいると思いますが(いや、絶対いる。問題はその比率がどれほどか!だ)、そのむかし、「ワードプロセッサー」という機械がありまして、いまのノートPCより大きくて5倍くらい分厚く、大型の物はデスクトップPCよりも遥かにかさばり、出来ることといったら、打ちこんだ文字を紙に印刷することだけという代物だ!
しかも。
打ちこんだ文書は、フロッピーディスクに保存しないと、電源切った瞬間、すべて綺麗さっぱり忘れてくれるという潔さ! 画像はもちろん、地図だって印刷できない。
余談であるが、アームに鉛筆とりつけて、「丸文字」を書くワープロなんて代物も存在しました。ここでいう「丸文字」というのはですね、昔の女子高生が使った丸っこい文字です。
いまの女子高生はお手紙なんか書かないから、丸文字も絶滅したかと思いきや、ポップ体というフォントで現存するみたいですね。カクヨムは対応していないようですが。
で、そのワープロ原稿をグーグル・レンズで読み取って、グーグル・ドライブに貼りつけ、そこからワープロ・ソフトに移し替えています。撮影してそのまま画像取り込みで文字データに変換できるので、めちゃくちゃ便利なのですが、万能ではない。
本文中にやたら半角スペースが入るし、濁点読点は消失する。ひどい場合は、人体錬成に失敗したみたいに、文章がめちゃくちゃなキメラ状態で貼りつけられてます。
ま、手打ちよりはずっと速いんですが。
というような苦労をしつつ、プリントアウト原稿を文字データ化しています。カクコンでは、それを公開して参加する予定です。
しかし、あと1週間かぁ。間に合うかなぁ?