小説版は漫画版よりエピソードが多いです。
例えば、漫画では冒頭のくっころ状態→娼館までが3Pくらいで消化されていますが、小説では、娼館に連れて行かれる途中の旅なども描きました。
その分えちえちなシーンも増えています😊
逆に、漫画にしかないシーンも今後は増えていくと思います。
去年まで"あの鬼教師が僕の姉になるんですか?/著作 猫又ぬこ先生"というライトノベルのコミカライズを担当させてもらったのですが、
文字には文字でしか、絵には絵でしか表現できない演出がたくさんあると思いました。
とても自分の糧になるお仕事でした。
くっころの小説版は、逆に絵から文字へと媒体を変えた時にどういう演出ができるだろうか?という試みです。
新しい演出が出来たらそれをまた漫画に持って行こうと、そんな目論見もあります。
自分で自分の作品の解像度をあげる作業……という感じです。