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『私たちはもう独りでは生きられない』完結に寄せて

どうもです。鹽夜亮です。

『私たちはもう独りでは生きられない』完結とさせていただきます。
当作品は、私にとって苦手分野である比較的長編、かつ恋愛物という内容で、正直大変苦労して長い時間をかけて書き上げたものになります。
…前日譚にあたる『私たちは独りでしか生きられない』から見れば、本当に私にとって一番長い小説です。
自分で読み返してみても、大変、荒が目立ちますし、完成度が高いとはお世辞にも言えない出来栄えになってしまったことは、無念です。
しかし、なんとか完結まで書ききったことだけは、自分を褒めておこうと思います。
本来ならば、前日譚の時点で終わる予定だったのですが、登場人物の二人に個人的に思い入れが深く、彼らの『その後』を書きたいという筆者の勝手な欲から生まれた作品になります。
前述したとおり、完成度が高い!と胸を張れるものでは到底ありませんが、登場人物の会話や登場する小物…主に煙草ですが…には私の考え方や美学がこれでもかと詰まった作品になりました。
もし少しでも興味を持っていただけたなら、温かい目で前日譚『私たちは独りでしか生きられない』から読んでいただけたらなあ、などど最後に呟いておきます。

それでは、またいずれかの作品でお会いできれば光栄です。

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