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緩池克貴
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2019年4月2日 21:50
参加作品のご案内『九月からがほんとうの海/星向 純様』(自主企画:海洋ファンタジーの潮だまり)
海洋ファンタジーや海洋冒険物をテーマに自主企画を開催中です。
参加作品を読者のみなさんにご案内してます。
今回はこちらです。
『星向(ほしむかい)純(じゅん)様』の『九月からがほんとうの海』です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888527966
(↑こちらからご覧になれます)
聞きかじった程度の知識で恐縮ですが、
「瀬戸内海」と言われると一人で勝手に「イカナゴ」を連想し、
「明石」と言われると「マダコ」を思い浮かべてしまうのですが、
この作品では、そのすぐ近くの海に人魚がいます。
物語は身近な日本の海から始まり、境界を越えて、現実と幻想の間を行き来し、
『甘さ』と『怖さ』が寄せては返し、
読み終えた後に、応援コメントにある作者のコメントを拝見しましたら、
これは作者の狙ったとおりの作品で、
狙ったとおりの作品を作った作者の力量に驚きました。
そんなわけで、みなさん、まずは人魚を探しましょう。
★自主企画:海洋ファンタジーの潮だまり(こちらから他の作品も見られます)
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054888972586
〇連絡用ノート:なにかの折にご利用ください
https://kakuyomu.jp/users/yuruike/news/1177354054888972597
緩池克貴
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2件のコメント
星向 純
2019年4月3日 04:45
きめ細やかなお褒めの言葉で、ご案内をしてくださり、ありがとうございます。お心遣いに感謝いたします。
瀬戸内海は、イカナゴ漁の本場です。
漁の季節である早春、六甲山系の西端に位置する鉢伏山(はちぶせやま)や、高取山に早朝登山した人は、夜明け前の須磨浦に、イカナゴ漁船が漁火を輝かせて出航するのを見ることができます。
でも、3月5日から始まった今年の漁はさっぱりで、漁獲量は激減していました。漁期は、予定より早めに終了。
コンクリートの骨材にするための『海砂』を取り過ぎて、イカナゴの『産卵場』と『夏眠場』が破壊された……という話を聞きます。なんと、イカナゴは、暑い夏は海底の砂の中で寝て過ごすのですが、その寝床が破壊されたと。
イカナゴの価格は高騰し、買う人も少なくなりました。高いから買えないのはもちろんですが、神戸の奥さん方やお婆ちゃん方は、
「こんな高い物で『くぎ煮』を作っても、もらうほうが恐縮するから……」
という考えから、気心知れた少数の人にだけくぎ煮を配るため、少ししか買わなかった、ということもあります。
今年は、うちの近所でも、イカナゴを甘炊きする醤油の香りが、さっぱりしません。
でも、私たちだけが本当の理由を知っています。イカナゴの漁獲量が激減しているのは、瀬戸内の人魚たちがこっそり食べているからです。
明石といえば、たこ焼きです。
それも、ぶつ切りの大足を玉子焼きのボールでくるみ、刻み三つ葉を浮かせただし汁につけて食べる『明石焼き』の。
JR明石駅の海側にある、明石商店街へ行けば、三宮(さんのみや。神戸市の行政と商業の中心地)のたこ焼き屋より、同じ値段で2~4個は多く食べることができます。足も、気持ち大きめです。
緩池克貴
2019年4月3日 18:52
コメントありがとうございます。
地元は太平洋に面しているので、イカナゴは写真や映像でしか見た事がないのですが、小さい頃は細くて透明でおいしそうで大人になってもニョロニョロしていておいしそうで、いつか、食してみたいと思ってます。
人魚が増えると人の取り分が減ってしまうのは残念ですが、
それはそれで仕方ないですね。
ちなみにタコもおいしいですよね、噛めば噛むほど味が出てきますから。
以前、三宮に行きました。
その時、兵庫の人に瀬戸内海でよく食べる魚って何?って聞いたら、「イカナゴ」って言われて、その後、「イカナゴって何?」と訊きましました。
自主企画は今後も続きますので、どうぞ、よろしくお願いします。
m(__)m
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