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精霊による交通機関への影響に注意

「精霊による交通機関への影響に注意――ねぇ」

ふっ、ついに異世界に迷い込んだようだ。
しかし、夢かもしれない。
スマホの画面を改めて確認する。

「積雪による交通機関への影響に注意」

なるほど、「精霊」ではなく「積雪」だったか。
少しがっかりして、何となくベランダの外を眺めてみる。
すると、向こうに見える駅の周りに人だかりができていた。

「なんだろ…………え、なんだろ………………なにあれッ!!?」

そこには確かに、サラマンダー、ウンディーネ、ノーム、シルフがいたのだ。
メジャーな四大精霊が勢ぞろい。

「これ絶対夢だ! ひゃっほーい!」

そして、ベランダから空へと翔けた男の天然のチョークラインができたという――


ファンタジー脳「――みたいな転生の導入はどう?」
内なる冷静な脳「なんだこのよく考えないと分からない話みたいなのは」




――という感じで、意味が分かると怖い話の類な文章を書こうとしましたけど、別に怖い話は書いてません(おい)

10万字程度のファンタジーを投稿する前の、準備運動がてらの近況ノートでした~

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