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彼岸の花 あとがき的なもの

皆様こんばんは!
昨日、短編「彼岸の花」をアップいたしました。
今日から秋のお彼岸ということで、間に合って良かったです♪
(以下、ネタバレあり。物語を読んでから、こちらを読んでいただければ幸いです)



この物語を書こうと思ったのは、ある映画のワンシーンを見たのがきっかけでした。
それは、認知症が進行する母に、とうとう忘れられてしまった主人公が耐え切れずに涙するシーンでした。
それを見てとてつもなく胸が痛んだのを覚えています。
恐らく、無い将来だとは言い切れないと思います。もし、そういう未来が来たとしても、この物語の「私」のように、次は私の番だと強く思える自分でありたいなと思い、この物語を書きました。

因みに、萩さんの初恋の人はお父さんです。なんとか戦争から帰ってきて家庭を築き、そして生まれたのが私です。
でも、萩さんの中で今隣に居ないのだから、きっと彼は戦争から帰って来なかったのだ、と補正が入ってしまったんでしょうね。
忘れられるって本当に悲しい…。
そんな切ない想いをこの物語で伝えられたらいいなと思います!
最後になりましたが、コメント、お星様をくださった皆様に感謝とお礼を申し上げます。

では、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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