無事に本日、完結となりました。
読んでくださった方々には本当に感謝しております。これからだよという方々も、どうぞよろしくお願いいたします。
今回は『七不思議』『見ルナノ禁』『藤戸』『放下僧』というのがキーワードですね。
ただ「浮かむべき便渚の～」は『鵺』です。
『藤戸』は使おうと決めていました。というのは取り下げた亡霊事件簿の『天鼓』がやはり頭の中にはあって、あれ以上にしたかったのです。
実際並べて語られることの多い演目ですから、『天鼓』に対抗するのならば『藤戸』なのです。
本作はずっと雨降りでした。雨が降っていなくとも、曇天の日々でした。
この作品、一番最初に七不思議を作りました。そのななつを使ってどういう物語にするのか？ というのがはじまりです。
学園ミステリだから学園から一歩も出ない方向でいこう！ というなんとも安直な理由で全寮制です。
七不思議だから呪いだよね！ というこれもまた安直な。
終わってしまって、寂しいです。
31日まで期間もありますし、ちょこちょこ修正していこうとは思います。